雲南省旅行記

14日目 彩色沙林観光

 今日は日帰りで陸良の彩色沙林を訪問する。

 出発時間が遅いので朝食後翠湖公園に行く。太極拳をする人、バドミントンをする人たちの間をウォーキングしたりジョッギングしている人たちが通っていく。私もつられて1時間ほどウォーキングをする。

 9時30分にホテルを出発、高速道路に入り石林の方向に進む。30分ほど走ると右手に湖が見えてきた。陽宗海という淡水湖で美しい水の色をしているというがあいにく今日は霞んでいる。

 さらに10分ほど走ると南寧と昆明を結ぶ南昆線の下をくぐる。右手には100年前にフランスによって造られた昆明とベトナム間の線路が走っている。狭軌でカーブが多いのでスピードが遅く今は貨物用に使われているが、旅客用に使うよう線路の整備が進められている。

 10時ちょうどに宜良県に到着した。この町は一年中農作物が取れる豊かな町で、おいしい米も収穫される。蜂蜜を塗り乾燥させた松の葉で焼いた宜良ダックという料理があり、肉だけでなく骨も食べられ松の葉の香りが染み込みなかなか美味しいという

 さらに45分ほど走ると七星村についた。この村には漢族とイ族が住んでいて民族衣装は見られないが赤レンガの壁が美しい趣のある村である。

 
七星村

 村の小学校があった。校庭の子供たちは手にホーローの容器を持っている。給食の時間のようだ。カメラを向けるとこちらに走ってきた。子供たちはどこの国でも可愛い。

 
小学生

 七星村を過ぎると石林地区に入り道路の両側には石灰の岩がごろごろした荒地の風景になる。しかし少しの土地でも利用しようと岩と岩の間にはトウモロコシ、タバコ、麦んどが作られている。

 10分ほど走ると十字路に出た。直進すると石林に出るが左折して羅平の方向に進む。羅平は美しい菜の花畑で知られる観光地で日本からもツアーが出ている。羅平へもっと観光客を呼び込もうと道路を6車線に拡張する工事が行われていて道端には掘り起こされた石灰岩がたくさん転がっている。カルスト地帯で道を造るのは大変なのだ。

 凸凹道を自転車くらいのスピードで1時間ほど走ったあと曲陸高速道路に入り13時10分沙林のある陸良に到着した。駐車場のそばには大きなスタジアムがある。毎年正月に一流の歌手を招いて音楽会を開いているという。

 
スタジアム

 彩色沙林の観光をする前に昼食をとる。駐車場の近くの店でゆで卵を売っていた。薬草が入ったお湯でじっくり茹でた卵だ。食べると薬草の味が染み込んでいて体が元気になるように感じた。


ゆで卵

 食後40元の入場料を払って彩色沙林の中に入る。


彩色沙林入り口付近

 彩色沙林の中は自然物の地域と人造物の地域に分かれていて、自然物の地域は山の中の遊歩道を巡るようになっている。彩色沙林は砂の山が雨で侵食されてできた崖の表面の色が赤、黄、白、黒、灰色などいろいろの色を帯びていることから名付けられているが色が薄いのでそれほど美しくはない。それを補うためか崖にはやたらと洞窟が彫られていて一つ一つに彫刻を入れ名前を付けているがかえって目障りである。日本人の観光客も呼ぼうとしているらしく日本語の立て札もけっこう見られる。

 
彩色沙林(拡大)       彩色沙林(拡大)

 人工物の地域には三国志の時代の城や、円錐状の彫刻がたくさん並んでいる。日本人の作品もあって富士山が彫られていたが感動を覚えるような作品は見当たらなかった。


人工物

 園内に最近森林公園ができたので入ってみたが、工事中のでこぼこ道が延々と続いているだけで景色がちっとも良くないので20分ほど登って引き返した。

 16時20分に沙林を出発、工事中の道を避けるため遠回りになるが曲靖に出て昆高速道路で引き返し、19時45分昆明に到着、市内の老海坊というレストランで夕食をとり、20時40分ようやく海鴎飯店に到着した。今日は期待はずれの1日だった。

 
老海坊        料理

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