雲南省旅行記

13日目 香格里拉(中甸)から昆明へ

 今日は空路昆明へ移動し、西山の3つの寺、龍門、華亭寺、太華寺を観光する。

 7時30分ホテルを出発、空港に向かう。途中で松贊林寺の写真を撮るため車を停める。


松贊林寺(拡大)

 周囲には畑が広がり朝靄の中にコーリャンを干した青裸架が点々と見えてなかなか美しい景色だ。

 
朝の畑(拡大)  (拡大)

 新築中の家があった。このあたりの家は正面に直径80cmもある杉の丸太を使っている。この杉は冷杉といわれ樹齢300年から400年の木で非常に堅い。木は原生林から自分で切り出しyクで運んでくるというが、直径60cmから70cm、長さ7mから9mの丸太が4000元(55000円)で買えるという。国では伐採を禁止しているが新築中の家を見るとほとんどこのような大木を使っているのでそのうち山に太い杉がなくなってしまうだろう。


新築中の民家

 香格里拉空港で中国東方航空MU5948便に乗り込む。機内は満席だ。離陸後窓からたくさんの山が見えたが、残念ながら通路側の席だったので写真が撮れない。


香格里拉空港

 40分のフライトで昆明空港に到着、昆明市の西部にある西山に向かう。

 まず聶耳の墓を訪れる。聶耳は昆明出身の作曲家で、中国の国歌「義勇軍行進曲」を作った。24歳の時藤沢市の鵠沼海岸で溺死し、鵠沼海岸には聶耳の記念碑がある。聶耳の縁で藤沢市と昆明市とは姉妹都市になっている。


聶耳像

 次に龍門を訪れる。緩やかな坂道を登っていくと前にイ族の一家が歩いていた。腰に四角い2枚の布をぶら下げるのは元陽のイ族なので聶さんが確かめると元陽から遊びにきているとのことであった。


イ族の一家

 10分ほどで龍門の入り口に到着、中に入るとお堂が次々と現れる。


龍門

 やがて切り立った崖の側面を削った細い道になる。この道は崖をノミで削って造ったもので壁にはノミの痕が残っている。

  
絶壁の道          龍門             天台の彫刻

 龍門からは昆明の市街とその前に横たわるテン池を一望できる。ただテン池が水質汚染のため緑色をしているのは残念だ。


テン池

 龍門の脇にトンネルがありここからリフトの駅まで登っていくことができる。たくさんのお堂や展望台を通って10分ほど坂を登ると出口に出た。ここから山の頂上に向かう登山道があったので登る。


登山道

 息をぜいぜいさせながら登っていくと石灰岩がごろごろしている山頂に出た。小石林と言われる観光地である。


小石林(拡大)

 足下には可憐な花が見られる。海抜が2400m近くあるから高山植物なのだ

 
高山植物

 下りは15元払ってリフトに乗り、20分ほどで聶耳の墓の近くにある駅に到着した。


リフト

 ここで聶さんと落合い近くの食堂で過橋米線を食べる。値段は15元だったがかなりの食べ出があった。

 
過橋米線

 このあと華亭寺を訪れる。華亭寺は西山の中腹にある昆明最大の仏教寺院で元の時代に名僧玄峰によって建てられた。山門をくぐると目の前に天王殿が建っていて弥勒菩薩、四天王などが祀られている。

 
華亭寺山門         天王宝殿

 その先には大雄宝殿があり三世仏が祀られている。

 
大雄宝殿        大雄宝殿から見た天王宝殿

 大雄宝殿の脇には明の時代に作られた500羅漢を収めたお堂がある。羅漢たちは彩色され、嬉そうな顔、悲しそうな顔、心配そうな顔など1つ1つ違う顔をしている。地元の人は毎年羅漢の顔を見て運勢を占うそうだ。中庭の周りの建物の扉には三国志の場面が彫られている。 

 
西遊記の彫刻           孫悟空と猪八戒

 次に太華寺を訪れる。太華寺は西山の最高峰である太華山の中腹にある寺で元代に雲南の名僧玄鑑和尚によって創建された。この寺も山門の前に天王宝殿があり弥勒菩薩、四天王などが祀られている。

 
太華寺山門         天王宝殿

 天王宝殿の先には大雄宝殿があり三世仏が祀られている。

 
大雄宝殿           三世仏

 このようなと天王宝殿と大雄宝殿の配置は中国の寺に共通するものであるが太華寺にはほかにもたくさんのお堂がありこれらが回廊でつながっている。また回廊に囲まれて池があり亀がたくさん甲羅干しをしていた。


 裏手に墓があった。昔の住職の墓のようだが苔むしていて日本の墓と同じような雰囲気がある。この寺は広大な敷地があるが参拝者が少なめのせいか建物の塗装などが剥げてさびれた感じを受ける。


 16時30分海鴎賓館に到着した。翡翠湖公園の近くにある2つ星のホテルだが風呂がついていて十分快適である。

 
海鴎賓館         翠湖公園

 疲れたので夕方まで横になって休み、夕食をとりに翡翠湖の周りを歩く。若い人で賑わっている洒落たレストランはたくさんあったが言葉が話せないんで入れない。しばらく歩くと白族の女性が道端でウドンを作っていたので食べている人の皿を指差して注文する。少し軽めの量だったが味は良く値段は3元(40円)だったから安くて済んだ。このあと翠湖を1周してホテルに帰る。


ウドン

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