雲南省旅行記
7日目 属都湖、白水台観光
今日は属都湖と白水台を観光する。
7時にホテルを出発、まだ暗くて寒く道端の草が凍っている。10分ほど走ると右手に水面が見えてきた。桑郡水庫というダムで水面から湯気が上がっている。さらに40分ほど走ると属都湖に到着した。
属都湖入場口
高度が約3600mあり、気温が低いので湖面から湯気が上がっている。
湖面から上がる湯気
ヤクや馬がいたが霜で背中が白くなっていて寒そうだ。エーデルワイスが咲いていたが霜で凍っている。
背中が白くなったヤク エーデルワイス
朝の景色を撮ろうとすでに大勢のカメラマンが三脚を立てている。中国人のカメラ熱も相当なものである。
日がさすのを待つ間に奥のほうに歩いて行くと山の中に道がありサルオガセのついた林が続いている。
林
30分ほどして引き返すと霧が濃くなって何も見えなくなってしまった。あきらめて外に出ようとしたら西の空が青くなってきたのでしばらく様子を見ていると晴れ上がった。湖には黄葉した浮島のような小さな島があり、湖面に青空が反射して夢のような景色だ。早まって引き揚げないで本当に良かった。
足下を見るとリンドウの蕾があった。ほかにもたくさんの高山植物の花が見られる。この時期では花は咲いていないだろうと思って接写装置を持ってこなかったのを後悔する。
リンドウの蕾
近くにテレビ塔の立っている丘があった。息をはあはさせながら120mほど登ると頂上に出たが見晴らしは期待したほど良くない。登る途中の眺めのほうが良かった。
10時45分出発、黄葉した山の間を走る。空は晴れ上がり素晴らしい天気だ。
1時間ほど走るとイ族のジリバ村があり、その先には天宝雪山峰が輝いている。
13時15分白水台の下に到着した。白水台はナシ族の発祥地で老東巴教の聖地である。旧暦の2月7日には東巴教のお祭りが行われる。
白水台飯店に入り昼食をとる。赤米のご飯、ドクダミの葉とワラビの炒め物、かぼちゃの葉の炒め物など変わった料理が出た。ドクダミの葉は既に食べたことがあるので大丈夫だったが普通の日本人には食べられないだろう。
白水台飯店 赤米のご飯
この後白水台に登る。入り口には馬がいて客を待っているが客が少なく暇そうだ。白水台は観光客が虎跳峡を見てからこちらに周って来るのだが、虎跳峡が閉鎖されているので観光客が少ないのである。
登山道は人用の道と馬用の道の2本に別れていてコンクリートで固めた石の道になっている。途中に棚田があった。先程食べた赤米はここで作られているのだ。
白水台遠景 棚田
緩やかな坂道を5分登ると小さな広場に出た。ここから階段の続く2本の木道があった。どちらに進んでよいかわからなかったが、古いほうの道を5分ほど登ると右手に石灰岩が見えてきた。遠くから見ると滑らかに見えるが近寄ると細かい起伏がたくさんついている。
白水台下部(拡大) 表面の起伏
石灰岩の壁に穴が開いていて老人がお線香をあげていた。写真を撮ったら虹のような光が入った。逆光だからこうなったのだが神の光が入ったなどと言う人がいるかもしれない。
壁の穴
さらに登ると棚田のような石灰岩の池がたくさん見えてきた。世界遺産の黄龍にも同じような石灰岩の池があるが、こちらのほうが繊細で美しい。
石灰岩の池(拡大) (拡大)
石灰の池(拡大) (拡大)
石灰の池(拡大) (拡大)
石灰の池(拡大) (拡大)
木道を上がっていくと大き目の池がありこのあたりで石灰岩の棚田は終わりになる。このあとは坂を下って登山口に戻ることになる。
池
15時40分白水台を出発、20分ほど走るとトンバ雪山が見えてきた。雪山と言っても頂上に雪はなく白い岩肌が見えているだけである。さらに1時間ほど走ったところで再びトンバ雪山が見えてきた。山腹の樹林帯の紅葉が美しい。
トンバ雪山(拡大)
中甸の手前に来ると夕日が沈みかけたので車を降りて写真を撮ったが残念ながら日は山に遮られて地平線に沈むところは見られない。
落日の村
19時ホテルに到着、再びナムツォ風味楼に入り名物の野生猪鍋を食べる。野生猪というので日本でいう猪のことかと思ったら昼だけ山の中に放し飼いした豚のことであった。肉は堅く歯ごたえがあり普通の豚肉よりもずっとおいしかった。値段は普通の豚肉の10倍もするという。小の鍋を頼んだが半分近く残ってしまった。中g区人はかなり大食のようだ。
聶さんが中国人の観光客を日本に連れて行ったとき食事の量が少なくてクレームが続出したという。中華料理を食べさせたら味が甘すぎてこれも不評で七味唐辛子の瓶がすぐ空になったという。日本人がおいしいと思って食べている中華料理は中国人にとっては全然うまくないようだ。