マリ旅行記
6日目 ジェンネ観光後ニジェール川クルーズ
今日はジェンネまで出かけモスクや市場を見物してからホテルに戻り、ニジェール川のクルージングをする。今日もパンとジュース、紅茶だけの朝食をとって7時にホテルを出発する。車窓からは土造りの民家、荷物と人を満載したトラック、ロバの引く荷車などが見える。
土造りの民家 満載したトラック
9時、ニジェール川のフェリー乗り場に到着、既に車の行列ができているのでバスを降りて順番が来るのを待つ。
フェリー フェリーを待つトラック
馬車に乗ってやってきた人たちは手漕ぎの小舟に乗って渡っている。
小舟 荷を積み込む人
川底が浅いので馬車や羊は歩かせて渡っている。こんな浅い川をトラックを積んだフェリーが渡れるのは不思議だ。
川を渡る馬車 羊を渡らせる人
フェリーを待つ人を相手に店が出ていて観光客向けのお土産物や地元の人向けのお茶を売っている。ここに来た記念に仮面を買おうと思って値段を聞くと電卓に20,000(4000円)と打ち込んだ。高すぎるので5,000と打ち込んだら15,000に下げてきたが知らん振りしていると10,000に下げてきた。まだ高いので立ち去ったが、後で追いかけてきて5,000セーファーフラン(1000円)でよいというので買った。安く買えたと喜んでいたら後で2個5000サーファーフランで買ったという人がいてがっくりした。
仮面屋 お茶屋
ようやく私たちの番が来て渡り終えると4WD車が1台乗れなかったというのでまた待つことになり、フェリーが到着するまで写真を撮って過ごす。
川を渡った馬車
1時間近くかかってようやく全車が川を渡りきり、さらに15分ほど走ってジェンネに到着した。大モスクのそばにあるカンプメント・ホテルでいったん休憩し、10時20分から歩いてジェンネを観光する。ジェンネは紀元前3世紀ころに造られた西アフリカで最も古い町の1つである。14〜15世紀にかけてサハラ砂漠を越えてくる隊商と南部の産物とを交易する場所として栄えたが、ソンガイ帝国が16世紀にモロッコからの侵入軍に敗れ、その後の混乱で衰退した。
まず大モスクを訪れ連れる。世界遺産に指定されている大モスクは土造りのモスクとしては世界で4番目の大きさで中に100本の柱、100の窓、10のドアーがある。1280年に建てられたが、1830年に当時の王によって壊され別の場所に移された。そして1907年に元の場所に建て直された。
壁にはヤシの木で作られた修復用の柱が飛び出しており、毎年雨季に入る前の4月または5月に修復作業をする。入り口は正面と右側の側面にあり、正面は男性の入り口、側面は女性の入り口になっている。
大モスク正面(拡大)
次にコーラン学校を見物する。ジェンネの人たちは全員イスラム教徒で子供たちは学校に入学する前にコーラン学校に通ってコーラン、アラビア語、アラビア文字の勉強をする。学校の前では小さな子供が板にアラビア文字を書いて勉強していた。ここにある学校は子供用と大人用の学校が併設されていて、手前が子供用、置くが大人用になっている。窓に15〜16世紀のモロッコ支配時の影響が見られるという。
コーラン学校 勉強する子供
この辺りの民家はモロッコ様式、スーダン様式と簡素な現代様式の3つの型が見られる。
モロッコ様式 スーダン様式
次に泥染めの工房を訪れる。木綿の布をンガラマという草で染め、その上に泥で絵を描き乾かして洗うと出来上がる。
見物した後は屋上に登って街並みを眺めるたが、見る位置が他の家の屋上と同じ高さなので見晴らしはイマイチだった。
泥染めの布 屋上からの眺め
先程休んだカンプメント・ホテルに戻り昼食をとる。メインディッシュはチキンとライスであったが、チキンがなかなかおいしかった。
チキンとライス
食後市場近くの民家の屋上に登って大モスクの全景を眺める。大モスクの手前には大勢の人で賑わう月曜市が広がっている。この場所は写真を撮るのに絶好の場所でここから撮った写真がポスターや写真集などにたくさん使われている。今日は午後になって撮ったので逆光になってしまったが午前中に撮ればもっと良い写真が撮れるだろう。
月曜市と大モスク(拡大)
モスクを見た後は20分間の自由行動になり市場に来た人々の写真を撮って過ごす。月曜市は地元の人たちの社交の場になっていて着飾った女性たちで溢れ返っている。ここには何時間でもいて気の済むだけ写真を撮りたいところで、20分ちう自由時間はあまりに短い。
月曜市の風景(拡大)
月曜市の風景
月曜市の風景
来た道を引き返し15時55分カナガ・ホテルに到着、20分ほど休んだ後ホテル前の船着場からニジェール川のクルージングに出かける。バニ川を10分ほど上るとニジェール川との分流点に出た。ここで中州の周りを1周してから引き返しバニ川の下流に向かう。ニジェール川のクルージングといっても実際はバニ川のクルージングである。
バニ川
川岸には女の人が洗濯をしたり、体を洗ったり、食器を洗っている姿がたくさん見られる。女性は上半身裸になっているがそれを見て喜んでいるのは観光客だけで地元の男たちは何の関心ももたない。
体を洗う女性 食器を洗う女性
40分ほどで対岸のカコロダカ村に到着した。この村はボゾ族の村で、漁業で生活をしている。ボゾ族は背が高く色が黒い特徴がある。村に入ると子供や女が寄ってきてフォト、フォトといって付きまとう。写真を撮ると金を請求されるので無視して進む。写真を撮るとお礼に金を渡す観光客がいるが、こういう人がいるから素朴な村の人が金を求めて付きまとうようになるのだ。
ボゾ族の民家 ボソ族の女性
村のはずれに行くと藁葺きの丸い家が建っていた。遊牧生活をしているフラニ族の家だ。我々の周りに大勢の子供たちが集まってきたので写真を撮らせてもらう。
フラニ族の民家 フラニ族の人たち
フラニ族は鼻が高く、背が高くほっそりとした体形で格好が良いという。男はターバンを巻き、女は14歳になると口の周りに黒いいれずみをする習慣がある。
フラニ族の女性
カナガ・ホテルに戻りシャワーを浴びてベッドの転がって夕食を待っていると蚊が飛んできたのであわてて蚊取り線香に火をつける。このホテルはモプティでは最も高級なホテルだが、それでも蚊は隙間を見つけて部屋に入ってくるから怖い。