セネガル旅行記
13日目 レトバ湖、ポール族の村観光後空港へ
今日は郊外のレトバ湖とレトバ湖の近くにあるポール族の村を訪問した後ダカールに戻り、牛や魚の市場をみてから空港へ向かう。8時30分ホテルを出発、1時間15分ほど走った後、湖の近くでトラックに乗り換える。トラックといっても荷台に座席が取り付けられていて乗り心地は悪くない。
トラック
未舗装の道を5分ほど走るとレトバ湖の湖畔に出た。水の色は赤味のある茶色をしている。バクテリアが繁殖してこのような色になっているという。この海は昔海とつながっていたので塩分があり魚は住んでいない。水1リットルに380グラムもの塩が含まれており湖底には固まった塩が堆積している。湖岸には採取した塩が山済みされている。この湖から1年間に100トンの塩が採れるという。湖の水をなめてみたら塩辛さと同時に甘味を感じた。
レトバ湖 塩
湖の中央部に潮を採取する舟がたくさん見える。水深が浅いので男たちが湖底に立って網で底をすくっている。湖畔には塩採取人のための休憩所が並んでいる。
塩を採る舟 休憩所
このあと湖の近くにあるカアブドラマ村を訪れる。この村はポール族の村でポールはフラニ族のフランス語である。44歳という若い村長の案内で村の中を周る。
ポール族の村 村長
初めに民家を訪れる。藁作りの8畳くらいの大きさの家で、中はシートが敷きつめられベッドが1つ置いてある。親がこのベッドで寝て女の子は隅の布団、男の子は中央のござの上で寝る。
民家 親のベッド 子供の寝る場所
家の入り口には布で作ったお守りがかかっていた。近くに鶏小屋があり、そばにヒヒが鎖でつながれていた。おせんべいを上げると嬉しそうに食べていた。ヒヒには人間の臭いがついているので仲間のところに返すと殺されてしまうという。
お守り 鶏小屋
広場に出ると皆で金を出し合って作った井戸があり、女の人が水を汲みに来ていた。家のそばでは女の人が洗濯をしていた。アフリカの女性は毎日洗濯にかなりの時間をかけている。
共同井戸 洗濯する女性
広場のそばにキニーネの木があった。マラリアの初期には効果があるが重くなると効かないという。
キニーネの葉
自由時間になったので村人の写真を撮らせてもらう。金を要求する人もいたが、金を渡すと後から来る人に迷惑をかけることになるので金を取らない人だけ撮られてもらった。
娘さん 男
老人 母子 子供
このあとレストランに向かって道のない砂漠を走る。登り坂の途中でトラックが止まってしまいバックして勢いをつけて上りきる場面が何度もあり、下り坂はつのめってしまうのでないかと思うほどこわい。この砂漠はパリ・ダカール・ラリーのゴール前に通るみちだという。
砂漠を走るトラック
海辺に出ると大西洋の荒波が押し寄せていた。泳ぐことはできないがサーフィンにはもってこいの波だ。砂の上を歩くと砂がキュッキュとなる。ガイドは何も言わなかったが間違いなく鳴き砂だ。
大西洋の波
12時25分レストランに到着、天井にはきれいな模様の描かれた布の張られた部屋で昼食をとる。
レストラン 天井の布
メニューはアサフというチキンの入った郷土料理だったが、初めにエビセンが出てきてびっくりした。最終日というので添乗員の福井さんは暑いのにスーツを着ている。13日間いろいろの問題があり細い体で大変だったろう。食べているとコーラという民族楽器の演奏が始まった。大きなヒョウタンを胴に使った弦楽器で両手で弦を弾く。
アサフ コーラ
レストランの裏手にバナナ畑がありバナナが赤い花を咲かせていた。もう実が育っていてその先にも小さな花がたくさんある。これらの花に次々実がついているだ。
バナナの花
レストランから10分ほど走ったところにパリ・ダカールラリーのゴール地点があった。大勢の観客で賑わうゴール地点も今はただの砂原である。ゴール地点はレトバ湖の湖畔にあり、風向きのせいで白い泡が岸に打ち寄せていた。潜在の泡ではなく自然現象であろう。
ゴール地点 岸の泡
このあとダカールに引き返す。途中道端に牛の市場があったのでバスを停めて見物する。若い牛の角は短いが成長した雄牛の角はは非常に長い。大きな牛は1頭12万円くらいだという。
牛の市場 雄牛
羊もあちこちで売られていた。イスラム教徒は2月12日に羊の祭りをして必ず羊を食べるという。羊の値段は1頭1万円くらいだという。
羊の市場
手持ちのセーファーフランを使い切ろうとスーパーマーケットに入る。しかい並べられている品物は輸入品ばかりでちっとも安くないので買わずに引きあげる。
最後に漁港を見物する。海岸に出ると沖には大きめの漁船が停泊し底から小さな舟で魚を運んでいる。積んできた魚は発泡スチロールの箱に詰めてある。蓋が開いていた箱があったので中を見ると40cmくらいの魚が氷漬けになっていた。このような魚はホテルに直接持っていくのだろう。水産業はセネガルの重要産業というが1隻辺りの水揚げは非常に少なく日本ではとても採算の取れない量だ。
魚を運ぶ舟 舟を引き揚げる人たち
ハマには揚げたばかりの魚を売る市場ができていた。覗いてみるとフグが並んでいた。そのそばでは鮫をさばいていたが、フグも鮫とあまり変わらない値段で売られているのかもしれない。
フグ 鮫
ホテルに戻り荷物を整理した後、夕食の時間まで1時間ほどホテルの周辺を散歩する。5分ほど歩くと市場があったがもう閉まっていたので先に進む。道端にはお土産用の仮面屋や八百屋が店を出している。余ったセーファーフランで仮面を買おうと思ったが考えていた値段よりはるかに高いので諦めた。八百屋に並んでいる野菜は日本で見られるものとほとんど変わらなかった。
市場
仮面屋 八百屋
さらに進むと広場に出た。芝生の庭や噴水があり周囲にはビルが並んでいた。
ホテルに戻りレストランでセネガル最後の夕食をとって21時15分空港へ向って出発する。