マリ旅行記
10日目 テレコンゴ村を経てセグウへ
今日はボボ族の村テレコンゴ村に立ち寄ったあとバンバラ王国の首都として栄えたセグウに移動する。朝食が6時から食べられるというので6時5分にレストランに行ったらもうフランスパンがなくなっていて甘い菓子パンしか残っていなかった。ほかに食べるものがないのでジュースと紅茶を飲んでフランスパンが出てくるのを待っていたが、なかなか出てこないので菓子パンを食べて引き揚げる。
8時ホテルを出発、5日前にモプティに来たとき通った道を戻る。車窓を小さな町や農村の民家などが次々通りす過ぎていく。
町の通り 農村の民家
途中1回検問を受けて11時に5日目に昼食をとったサンの町に到着、モスクの前で下車し周りを歩く。
モスク サンの通り
11時20分から前と同じレストランで早めの昼食をとる。今日のメニューはホロホロ鳥とスパゲッティだった。こちらではホロホロ鳥は鶏と同じ用に飼われ食用されている。肉を噛むとチキンより柔らかかったがなかなか噛み切れなかった。テーブルの上にタオルが置いてあったがどれも雑巾のように薄汚れた色をしている。洗う水が汚いので染まってしまうのだろう。
レストランの庭先に土産物屋があったので覗いてみたところたくさんの仮面が床に転がっていた。どれも埃で真っ白になっている。砂埃がひどいのできれいに拭いてもすぐ埃がたまってしまうのだ。
ホロホロ鳥 お土産の仮面
12時30分にレストランを出発、5分ほど走ったところにあるテレコンゴ村で下車する。この村はボボ族の村で1000人が住んでいる。300年前から続いている村で、村人はアニミズムを信仰しており、村の中には神聖な場所がたくさんあるので1人で歩き回らないよう注意された。
テレコンゴ村
1軒の民家に入る。家の周りには粟の倉庫があったが、入り口が小さく藁葺きの屋根がかかっていることはどの民族も共通している。
民家 倉庫
庭の中央に四角い小屋があった。屋根の上には犬の頭蓋骨が載っている。この小屋は神の家で毎年雨季の前に良い雨が降るよう犬をイケニエに捧げる。ボボ族の人は犬でも猫でも何でも食べるという。家の脇にはかまどがあった。いくつもの鍋を同時にかけられるのも他の民族と同じだ。
神の家 かまど
民家を出て村の中を歩く。広場の1段高くなった場所に共同井戸があった。ここは神聖な場所なので井戸に近づくときは裸足にならなければならない。
共同井戸
さらに村の中を歩いていくと曲がり角に神の家があり、犬の頭蓋骨がたくさん載っていた。神の家には触れてはいけないが、知らないで歩くと触ってしまいそうだ。近くには甕のような形の倉庫があった。
神の家 倉庫
村長は88歳というが非常に若く見える。村長の願いを聞くと「人口が増えれば村は発展する。子供がたくさん生まれることを願っている」と語っていた。こちらの人は人口爆発の問題などまったく気にかけていない。
村長 母子
30分ほど観光した後、村を出発し2時間でセグウのオーベルジュ・ホテルに到着した。セグウは人口12万人、工業都市で織物、砂糖、綿などの工場がある。焼き物の産地としても知られている。
オーベルジュ・ホテル
一休みした後で市内の観光をする。まずフランス統治時代のフランス人居留区に行く。今はフランス人は住んでいないが当時の建物が残っていて現地の人の住居やオフィスに使われている。
旧フランス人居留区の通り 統治時代の建物
このあとニジェール川の岸辺に出る。女性が体を洗っていたが豊かな胸を惜しげもなく出している。若い女性の張りのある胸はなかなか美しい。
川 水浴する女性
道端で特産の焼き物をが売られていた。こういうものを持ち帰れば良い記念になるが、かさ張るし重いので諦めるほかない。
焼き物
さらに歩くと港に出た。対岸に運ぶ連絡船やコンクリート用の川砂を採る小舟がたくさん停泊していた。
港
港の近くでは洗濯する女性や川砂を運ぶ人たちの姿が眺められた。
洗濯する女性 川砂を運ぶ人
ホテルまで歩いて帰り夕食をとる。レストランは200mほど離た別の場所にあり、暗くなってきたので途中で蚊に刺されないかと気にかかる。メニューはまたキャプテン・フィッシュの串焼きだった。キャプテン・フィッシュはニジェール川で獲れる代表的な高級魚なのだろう。