ベトナム東北部旅行記
7日目 カオバンからランソンへ
今日はランソンまで128kmの移動である。8時にホテルを出発、今日も曇っていて霞んでいる。途中広い田があり、一部は棚田になっている。タイ族の田で稲刈りの終わった田んぼには水牛が草を食べていた。
道の右手に大勢の人が集まっているのが見えた。近づくと村の祭りだった。
村祭りの舞台 見物人
村の人たちは平服だったが、民族衣装を着た娘さんが見物人にお茶を配っていた。タイ族の若い女性の民族衣装は珍しい。皆新しいのでお祭りのために新調したのだろう。
民族衣装の娘さん お茶の接待
10時40分ランソン省に入る。相変わらず道の両側には田んぼが続く。道の近くに川が流れているところもあり水面に反射して絵のような景色だ。刈り取った藁を運んでいる人がいた。水牛の餌にするのだ。
水辺の景色(拡大) 藁を担ぐ人
束にした藁を干している棚田がある。切り株だけの棚田だけではちょっと物足りないが、藁の束があると写真になる。
やがて右手に中国から流れてきたキコン川が見えてきた。しばらく川に沿って走る。
キコン川
12時30分ドンダン町に到着、ここで昼食をとる。ドンダン町は中国の国境に近いので道端に中国から輸入された栗の実が山のように積まれていた。密輸で儲けている人も多いという。
ドンダン町 食堂
料理棚に蚕の幼虫の唐揚げが置いてあった。試しに少し食べてみようと注文したら皿に大盛りしてきて半分も食べられなかった。この料理を食べた効果なのか、午前中疲れきっていた体が午後は元気一杯になった。
料理棚 蚕の幼虫の唐揚げ
食堂にいた豚の仲買人が頭塗りザオ族を見たことがあるというのでその村に行くことにした。道は山の中に入り急傾斜の崖の側面を走る。50mも下に転落したトラックがあったり道に大きな石が転がっていて危ない道だ。
転落したトラック
道路工事をしていたが道の上で練ったセメントをバケツリレーで下の工事現場まで下ろしていた。機械を使って効率を上げるよりも働く場を作るほうが大事なのだ。
崖際の道 バケツリレー
1時間程して仲買人から聞いた頭塗りザオ族のいるという村の近くに到着した。道端にいたおばあさんたちに聞くと数年前まで頭塗りザオ族の人が市場に来ていたが今は来ていないという。
村の風景
これ以上探しても無駄なのでドンダン町に引き返し、国道4A号線をランソン市に向かい、20分ほどで到着した。
ランソン市街
まずタムタン寺を訪れる。この寺はランソン市で最も人気のある寺で、寺の中に鍾乳洞があり、この中に仏壇が置かれている。
タムタン寺 鍾乳洞
仏壇は入り口の近くに置かれており、その奥に天井の高い洞窟が続いている。洞窟の一部にはイルミネーションが施されていて寺と言うより観光施設の雰囲気だ。
仏壇 洞窟 イルミネ-ション
鍾乳洞を通り抜けると展望台がありランソン市の市街や田園地帯を眺めることができる。
展望台からの眺め
次に近くにあるニタム寺を訪れる。この寺にも鍾乳洞があり仏壇が祀られている。ここの鍾乳洞は長さが600mもあり洞内には川が流れていてその脇に舗装された遊歩道が続いている。
鍾乳洞
仏壇 地元の神の祭壇
16時50分ホアンソンハイ・ホテルに到着した。3星のホテルでエレベ-タ-があり、部屋にはエアコンやバスタブがついていてなかなか快適である。
ホアンソンハイ・ホテル
近くのレストランに行き夕食をとる。中国に近いせいか料理は油でギラギラししたものばかりだった。兎の肉が出された。赤味で柔らかい肉であった。