四川省旅行記

3月31日 海螺溝氷河観光

 7時過ぎ窓の外を見ると空が晴上がっている。急いでカメラを持って屋上に登る。屋上には展望台があって朝日に染まった金銀山を目の前に見ることができた。


金銀山(拡大)

 8時10分ホテルを出発、ロープウエイの駅に向かう。10分ほどで着いたがまだ営業前の試運転中なのでしばらく待たされる。駅からは白く輝く金銀山の頂きが間近に見える。


金銀山(拡大)

 8時30分3500mの長いロープウエイに乗り4号営地に向かう。途中ミニヤコンガの頂上が見えたが、すぐ雲に覆われてしまった。上の駅から新雪の中を5分ほど歩き展望台に立つ。手元の高度計では3585mほどある。幸い周囲にガスはなく、高度差1080m、幅1100mという海螺溝氷河の大瀑布が圧倒的な姿で目の前に迫ってくる。氷河の表面は砂で黒く汚れていると言われているが、今日は新雪がかぶっていて真っ白である。ときどき雪崩が発生しごろごろという音が響いてくる。


海螺溝氷河大瀑布(拡大)

 氷河の左には三連峰の3つの峰、さらにその左には金銀山が強い日差しを浴びて白く輝いている。

 
三連峰(拡大)               金銀山(拡大)

 氷河の先にミニヤコンガがあるが雲に隠れてしまっている。1時間ほど待ってようやく雲が切れ北東稜が見えてきた。もう少し待てば山頂を見られるかもしれないと待ち続ける。30分ほどしてついに山頂が雲の中にうっすらと見えてきた。このあとさらに30分ほど待ったが、また雲がかかってきたので引き上げる。


ミニヤコンガ主峰

 ホテルで昼食をとり休憩した後、近くにある遊歩道を通って海螺溝氷河の先端部、城門洞に向かう。歩き始めは道が雪に覆われていたが、すぐ雪がなくなり歩きやすくなった。

 
遊歩道

 20分ほど歩くと左手に立て札が見えた。1982年5月に北東稜登山中に遭難した松田宏也氏が奇跡的に救出された場所を示す標識である。救出点は氷河から流れてくる川の近くで、手足に凍傷を受けた松田宏也氏は19日間なにも食べずにここまで這いずって降りてきて地元の人に見つけられたのである。

 
松田宏也小径          救出点付近の川

 さらに15分ほど坂を上ると氷河の先端部に着いた。ここは氷河が門状になってていると言われているが周りの山からは絶えず落石があり、近づいくことができなかった。


城門洞

 来た道を引き返しホテルに戻った後、夕食の時間までベッドで休む。食事はいつも同じメニューだが限られた食材では仕方がないことだ。食堂は暖房をしてなくその上風が通り抜けるのでひどく寒く、食事中に寒気と頭痛がしてきた。シャワーを浴びてから着替えようと思って汗をかいたままの服を着ていたのが悪く、風邪を引いてしまったのだ。


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