タイ旅行記
9日目 バンコク観光後ナコンチャシマへ
今日の午前中はバンコク市内観光のオプショナルツアーに参加し、午後バスで250km先のナコンチャシマへ移動する。
8時にツイン・タワー・ホテルを出発、まずワット・アルン(暁の寺)へ向かう。ワット・アルンはトンブリ王朝のタークシン王によって建てられた。チャオプラヤー川の対岸にあるのでワット・ポーの近くにある船着場に行き、水上バスに乗ってワット・アルンの前の船着場にわたる。
水上バス乗り場
船を下りると目の前に高さ67mの大仏塔が聳え、その周りにを4本の小塔が囲んでいる。
大仏塔(拡大)
まず本堂に入る。中にはラマ5世の祭壇やラマ1世からラマ9世までの写真などが飾られている。ラマ5世はタイの近代化を進め、独立を保ったところから今でも国民に尊敬されている。
本堂 ラマ5世の祭壇
次いで大仏塔に登る。大仏塔には4階まで階段がついていて、3階、4階と上に行くほど傾斜がきつくなり4階から下りるときはかなり怖い。9年前に来た時には4階まで登れたが、危険なのか今回は2階までしか登れなくなってしまった。4階まで登ると素晴らしい眺めなのだが、2階からの眺めはイマイチである。
仏塔(拡大) 4階からの眺め
塔の表面は色とりどりの陶器の破片で装飾され、塔の下部は鬼や猿、天人が支えるデザインになっている。鬼と猿は同じように見えるが鬼は靴を履き猿は裸足なので区別がつく。
鬼と猿(拡大) 天人
見学後水上バスでワット・ポー近くの船着場に戻り、ワット・ポーを訪れる。ワット・ポーは1788年ラマ1世によって建てられ境内には90の仏塔が所狭しと建っている。
ワット・ポー入り口 仏塔群
ワット・ポーには長さ46m、高さ8mというタイ最大の涅槃像がある。早速涅槃仏の祀られたお堂に入る。
涅槃仏の祀られたお堂
お堂に入ると金色に輝く涅槃仏が目に飛び込んでくるが、あまりに大きいので良いアングルで写真を撮れない。足の裏には108の吉祥印が螺鈿細工で描かれている。
涅槃仏
次にワット・プラケオ(エメラルド寺院)を訪れる。この寺はラマ1世が3年かけて建てた広さは66,000坪の王宮の中にある王室専用の寺である。
ワット・プラケオ全景
中に入るとスリランカ様式、タイ様式、カンボジヤ様式の3つの塔がまず目に入る。
3つの塔
左側の黄金の仏塔には仏舎利が収められている。中央のタイ式の仏塔(モンドップ)には24金で作った経典が収められている。右のカンボジヤ様式の建物はラマ1世から8世までの記念堂になっている。
記念堂の入り口には金色に輝く半人半獣や半人半鳥の門番が立っている。一方寺院の門には鬼の門番が立っている。タイの男性は指輪をするせいか鬼も指輪をしているのが微笑ましい。
半人半鳥の像 鬼の門番(拡大)
本堂には600年前チェンマイから持ってきたエメラルド仏(実際は翡翠仏)が安置されている。金の衣を着ているが夏、雨季、乾季と年に3回国王によって衣を着せ替えられる。エメラルド仏の周囲にはたくさんの金色の仏像が祀られており壁は壁画で埋め尽くされ、その上に釈迦を書いた仏画の額がかけられている。
本堂(拡大) エメラルド仏
次に王宮を訪れる。エメラルド寺院から歩いて王宮の敷地に入ると左手にはラマ1世から8世が住んでいたヨーロッパ風の宮殿が見える。
ラマ1世から8世が住んでいた宮殿
右手には戴冠式場がある。この建物だけは中に入ることができ、部屋の正面中央には船の形をした大きな玉座が見られる。建物の脇には王の象乗り場がある。
戴冠式場(拡大) 象乗り場
その右手には迎賓館、葬祭殿が続く。いずれも豪華な造りである。
ホテルに戻ってチェックアアウト後ホテルのレストランに行ってタイスキを食べる。茶碗が空になるとすぐウエイトレスが盛ってくれるので3杯も食べてしまった。
タイスキ
13時10分にホテルを出発、250km先のナコンチャシマに向かう。タイの東北部はイサーンと呼ばれ言葉はラオス語と同じである。雨が少ないため年1回しか米がとれないので貧しく、腹もちの良い餅米を作って1日2食ですませている。機械を買えないので田んぼは水牛で耕している。それでも道路わきには立派なお寺を造っているのが見える。人々の信仰心の深さを感じさせられる風景である。
道が空いていて16時45分シマ・タニ・ホテルに到着した。夕食の時間まで2時間ほどあったが、疲れがたまらないよう外には出かけず風呂に入った後はパソコン相手に過ごした。
シマ・タニ・ホテル
夕食はホテルのレストランでとった。旅の前半では日本人をほとんど見なかったが、このレストラン内は日本人で満員だ。メニューは餅米のご飯、パパイヤサラダ、チキン、豚肉、ヤキソバ、魚の肉のボール、フルーツであった。
レストラン 夕食
食事中にイサーンの民族舞踊が踊られた。手先をしならせながらの踊りは雲南省のタイ族の踊りと共通点があるように思われた。
民族舞踊
楽器はタイの民族楽器で大きな笙や、ペルーのサンポーニャと良く似た連笛もあった。
笙
折角タイに来たのにタイ式マッサージを1回もしてもらわないで帰るのは物足りないので夕食後ホテルの近くのマッサージ店に行った。1時間ン20分ほど揉んでくれて料金は250バーツホテルだった。ホテルでしてもらうと1000バーツとられるから大幅に安い。終ってからチップに50バーツを出したら手を合わせて拝まれ、店の出口まで送ってくれてまた手を合わされた。たった140円くらいでこんなに感謝されるとは思わなかった。貧しい地方なのでバーツの価値があるのだろう。