タイ旅行記

2日目 チェンセーン、メーサイ、ゴールデン・トライアングル観光

 今日はチェンセーンの2つの寺院の遺跡を観光をしたあとメーサイに行ってラオスとの国境を見て引き返し、メコン川をクルーズしてゴールデントライアングルを観光する。

 2時頃目が覚めてしまい眠れないので持参した携帯パソコンに昨日の日記を打ち込んだりデジカメのデータを入れて画像をチェックしたりして朝まで過ごす。

 7時半別棟のレストランに行きブッフェ式の朝食を食べる。一通りの食事をした後お粥を食べたらおいしくてて3杯も平らげてしまった。今度こそ肥らないで帰ろうと思ったが最初からつまづいてしまった。レストランのテラスからはメコン川の流れが見え、すばらしい景色である。


テラスからの眺め 

 9時10分ホテルを出発、まずチェンセーン旧市街にあるワット・チェディ・ルアンに向かう。ワットは寺、チェディは仏塔、ルアンは王室という意味で、この寺は王室のために造られた寺である。境内には1338年に造られた高さ40mの8角形の仏塔と1881年に造られた本堂がある。 

   
8角形の仏塔                  本堂                 仏像

 境内にはチークの木がたくさん植えられていて高さ20mにもなっている。チークの木の葉は非常に大きく長さ40cm、幅20cmくらいもある。

 
チークの木         チークの葉

 仏塔の周りを右回りに1周してからすぐそばにあるワット・パサックを訪れる。パサックとはチークの林という意味で675年前にプッタコーサチャンという商人がインドに仏教の勉強に行き、釈迦のくるぶしの骨を持ち帰ってセントゥー王に献上した。王は仏舎利塔を建て記念に300本のチークの木を植えたことからこの名が付いた。

 仏舎利塔は12.5mの高さがあり、仏舎利塔の前には本堂の跡がある。当時は3層の建物だったが今はラテライトの柱と仏壇の跡が残っているだけである。

 
仏舎利塔            本堂の柱と仏塔

 仏塔の右手には礼拝堂の跡がある。ここも柱の下部が残っているだけである。


礼拝堂跡

 このあとメーサイに向かい50分ほどで到着した。メーサイはタイ最北部にある国境の町で、メーサイ川の対岸はミャンマーである。

 
入出国管理所                 国境の橋

 地元の人たちは自由に国境の橋を渡れるのでタイ側にもミャンマー人がたくさん見られる。中には顔にタナカと呼ばれる日焼け止めの木の粉を塗っている女性も見られる。


ミャンマーの女性

 橋の脇にタイ最北端の標識があり、観光客が次々前に立って記念写真を写していた。


タイ最北端の標識

 ミャンマーの民芸品などを並べた土産物屋が軒を連ねていた。ミャンマーで盛んな操り人形もたくさん吊り下げられている。

 
土産物屋           操り人形

 この町には華僑も大勢いて町の中に漢字がたくさん見られ、金製品の店もある。


金製品の店 

 皇宮大酒店というホテルで昼食をとった後チェンセーンへ戻り、インペリアル・ゴールデントライアングル・ホテルの近くの船着場から遊覧船に乗ってメコン川をクルーズする。メコン川は世界で9番目に長い川で水深は深いところで4m、浅いところで1m、4月と5月の乾季には船が通れなくなり、浅瀬を歩いてラオスまで渡ることができるという。この川には250kgもある大鯰がいて1尾5万バーツ(14万円)にもなるという。


遊覧船

 メコン河とメーシ川の合流点まで行った後引き換えしラオス領の中洲に上陸する。雨季には水位が上がり4年前には中洲が水没してしまったという。中州の中にはラオス人のお土産屋がたくさん並んでいる。タイの観光客が目当てなので値段はすべてバーツで表記されている。

 
船着場              中洲の村

 中州の奥にいくとおばあさんが歩いてきたので写真を撮ったら手を出してきた。かなり観光地ずれしている感じだ。さらに歩くと岸辺に木組みの粗末な見張り台があった。増水期にここで大鯰を見張っていて見つけると銃で撃つという。

 
おばあさん        大鯰の見張り台

 ホテル近くの船着場に戻った後、船着場の近くにあるゴールデン・トライアングルの展望台に登る。ゴールデン・トライアングルはタイ、ラオス、ミャンマーの3つの国の国境地帯で、かっては麻薬取引の中心地であった。麻薬の密売者たちはどの国に逃げても使えるよう紙幣を使わず金と麻薬を交換していたのでゴールデンの名がついた。

 口から5匹の大蛇を出している龍の手すりのある長い階段を登り、さらに坂道を登りきると展望台に出た。 


龍の手すりのある階段

 展望台からはメコン川(右側)とメーサイ川によって分けられたタイ(手前)、ミャンマー(中央)、ラオス(右側)の3国を一望できる。


展望台からの眺め

 帰りに階段を登りきったところにあったワット・プラタート・フーカオを訪れる。この寺の仏像は座禅の足を交差させ、顔が丸く頭の上の突起は小さいが、これがチェンセーンの仏像の特徴だという。スコータイの仏像は足を組まず、顔が細長く、頭の上の突起が長い。なお頭の周囲の突起は髪の毛ではなくて煩悩を、タマの上の大きな突起は煩悩が燃えていることを表している。

 
ワット・フーカオ           釈迦像

 近くに新しく建てられた礼拝堂があり仏像の前に長い布がぶら下がっていた。これは亡くなった人の魂が天国に登るための梯子で、肉親を亡くした遺族が僧に祈祷してもらって下げているのである。この布の梯子は中国のシーサンパンナにあるタイ族の寺でも下がっていた。


魂が登る梯子

 インペリアル・ゴールデントライアングル・ホテルに戻って一休みした後、5分ほど車に乗って「RINKHONG]というレストランに行く。中華風タイ料理でメニューはトムカーカイというチキンの入ったスープ、魚の丸揚げ、野菜炒め、イカ炒めであった。トムカーカイが適度の酸味があっておいしかった。

 19時40分ホテルに戻る。まだ時間は早いが夕べよく眠れなかったせいかひどく眠くなったので、洗濯をした後すぐに寝てしまった。


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