タイ旅行記
10日目 パノムルン遺跡、ピマイ遺跡観光後コンケーンへ
今日はまずパノムルン遺跡とピマイ遺跡を観光しさらにコンケーンまで移動する。
8時5分シマタニホテルを出発、パノムルン遺跡に向かう。、パノムとは大きい、ルンとは丘という意味で標高398mのパノムルン山の頂上に造られている。この神殿は900年前にクメールのスーリヤオテマン2世がシバ神を祀るために建てた神殿である。
稲刈り風景が見られる田んぼの中の道を走ったあと山の中の道の曲がりくねった道に入り、100m近く坂を登ると遺跡の下に到着した。駐車場には土産物屋が並んでいるがカンボジアとの国境まで30〜40kmしかないのでカンボジアの銀製品がたくさん並んでいた。銀色をしているが銀の純度は50%しかないという。
駐車場から階段と坂道を登ると長さ160mというまっすぐな参道があった。
階段 参道
その先にまた階段があり、登りきると神殿の前の広場に出た。
神殿前の階段 神殿入り口(拡大)
神殿は砂岩造りで壁面はシバ神やビシュヌ神の多数のレリーフで飾られている。
神殿の入り口には門番の像が立っている。中にはシバ神のシンボル、リンガやシバ神の乗り物聖牛ナンディンの像が祀られている。
門番 リンガ 聖牛ナンディン
屋根の部分は三角形で鴨居はレリーフで飾られている。
屋根の下 鴨居の彫刻
1時間20分ほど見学し11時50分に出発、ピマイに向かい14時に到着した。ピマイとは天国という意味で通りの先には950年前に造られた神殿の遺跡が見える。すぐ見たいところだが、まずレストランに入り腹ごしらえをする。メニューはトムヤンクン、春巻、牛肉・野菜炒め、ヤキソバ、フルーツであった。
ピマイの通り
15時にレストランを出発、まずピマイ国立博物館に入る。ここにはピマイ遺跡から発掘された3000年前から1500年前の陶器や装身具、11,12世紀のリンガとヨニ、11世紀の金の装飾品、12世紀のラーマヤナ物語のレリーフ、12,13世紀のアンコールワット様式やバイヨン様式の彫刻、ジャヤバルマン7世の像、クメール文字の碑文などが展示されていた。特に興味深かったのは4手の観音像があったことである。観音菩薩は大乗仏教の仏であるから、観音像があるということは大乗仏教がクメールに伝わっていたことを表している。
ピマイ国立博物館
15時40分博物館を出発、5分ほどでピマイ遺跡に到着した。ピマイ遺跡は幅565m、長さ1030mの長方形をしていて周りは堀で囲まれている。中心には3つの塔が建てられヒンズー教の神々が祀られていた。アンコールワットの試作品という説もある。。
神殿(拡大)
神殿は砂岩で造られ壁にはラーマヤナの物語が浮き彫りになっている。入り口の壁にはクメール文字の碑文が残っている。
門の彫刻 クメール文字の碑文
角中の壁にもレリーフが施されていて、中央に仏像が祀られていた。ただしオリジナルは博物館にあり、ここにあるのはレプリカである。
内壁のレリーフ 仏像
神殿から少し離れた広場に建物の土台が残っていった。見事な彫刻がたくさんあり、神殿よりも良いくらいだ。盗難に会わなければよいがと気にかかる。
土台の彫刻
16時45分ピマイ遺跡を出発140km先のコンケーンに向かう。途中ガソリンスタンドでトイレ休憩をとり、真っ暗になった道を進み19時少し前にチャロエン・タニ・ホテルに到着した。