四川省旅行記

12日目 綿陽から三星堆を経て成都へ

 今日は成都までバスで移動する。9時にホテルを出発、1時間ほど高速道路を走ると広漢市に入った。広漢市は人口50万人の軽工業都市で、道路には人力車が多い。右手に家鴨川を見ながら走る。名前の通り、家鴨川の河原にはたくさんの家鴨が飼われている。10時20分三星堆博物館に到着、5分あまり歩いて館内に入る。駱さんが写真撮影はできないと言ったのでカメラをバスに置いてきたら、ストロボを使わなければOKだというのでバスまで取りに行く。駱さんの言うことはまったく信用できない。

 博物館の所蔵品の目玉は高さ3.75mの神樹であるが、実物は展示してなく代わりに実物の3倍くらいの大きさのレプリカが飾ってあった。独特の顔をした仮面はたくさん展示してあったが、どれも暗くてASA400のフイルムでも4分の1秒くらいのスローシャッターでないと撮れない。レンズを前面のガラスに押し付け息を止めて撮ったが、それでも半分はぶれてしまった。

 
三星堆博物館                      神像
 
黄金の仮面               顔の像

 見学後、博物館付属の食堂で昼食をとって、13時40分に出発、45分ほどで成都に到着した。駱さんは成都の住人なので少しは市街の説明が聞けるかと思ったが、終始無言だ。これほど説明をしないガイドは珍しい。たまに説明すれば内容がいい加減だし、本当にガイドなのかと疑ってしまう。

 市街地を通り抜けて14時50分四川省博物館に到着、館員の林さんの案内で館内を巡る。貸し出し中の展示物が多かったが、四川省は甲府市と姉妹都市になっており、甲府市で展覧会を開催しているので出品しているのだという。ここの展示物の90%は墓からの出土品だという。ここでも最後に博物館の所蔵品を特別に販売するといって別室に案内された。品物は広州博物館とほぼ同じ、中国の博物館は実に商売熱心だ。


四川省博物館

 見学を終え5分ほどバスに乗ると今夜泊まる岷山飯店に到着した。ここは最初の日に泊まったホテルである。夕食まで2時間半もあるのでホテルの周辺を散歩する。近くに植木の市場があり、園芸用品のほか小鳥、小動物を売っている店がたくさんあった。


植木鉢店

 夕食は四川料理ということでバスに乗って出かけたが、非常に遠く道が混んでいないのに30分以上もかかってしまった。料理は20皿近く出て、どれもおいしかったがとても食べきれなかった。

 
四川料理店          四川料理

 ホテルに戻ったあと、先ほどの散歩中に見つけた按摩屋に行く。按摩が1時間で15元(230円)というのだから信じられないほど安い。店に入るとベッドがたくさん並んでいて、中国人で結構込んでいた。50分ほど按摩をしてもらって引きあげようとしたら、女将が2階に上がれという。2階は脚洗の部屋だったので、これもしてもらうことにした。ついでに爪を切ってもらったり、フルマラソンを走ったときに豆ができて真っ黒になった左足の親指の手入れをしてもらう。料金は合計で40元くらい、チップを渡して50元というところだろうと思っていたら女将が紙に按摩20元、脚洗30元、爪切り20元計70元と書いてきた。100元札しかなかったのでそれを渡したらお釣りの30元はチップにとられてしまった。それでも2時間半で100元(1500円)だから安い。


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