四川省旅行記
6日目 松藩観光後、黄龍へ
今日は10時まで自由行動なので、朝食後街の中を散策した。城門をくぐって南の方向へ歩いていくと屋根のついた立派な橋があった。古松橋といい、屋根には龍の像がついている。この龍は独特の形をしており、頭が大きく、足には爪がない。屋根には狐の像ものっていたが、口にくわえているのはカマキリだそうだ。
古松橋
龍の像 狐の像
さらに歩いていくと城壁があり、ここを過ぎるとまた屋根のついた橋に出た。映月橋といい、この橋にも爪のない龍の像がついていた。この橋の先の山の中腹に寺院が見えたので登ってみる。観音寺と言い、観音像が祀られていた。ここからは松藩の街の全景を見ることができる。
ホテルに引きあげ一休みした後、今度は駱さんの案内でまた町の中を見物する。城門を抜けて5分ほど歩いてから左に曲ると市場があり、チベット族の女性が竹篭を背負って買い物に来ていた。
チベット族の女性
肉の市場があり解体されたばかりのヤクの肉がたくさん並べられていた。ヤクは農耕や荷物運びに使われ、ミルクを取り、肉、内臓、血は食物にし、毛皮は衣服に、角や骨は各種の器具や魔除けにと徹底的に利用されている。
魔よけのヤクの頭骨と煤払いのヤクの尻尾
この辺りでは鳩を食べるのか、鳩と蛇が同じ籠に入れられて売られていた。
鳩と蛇を入れた籠
狐の毛皮を売っている店があったが1枚480元(7200円)であった。この値段で売れるからには、野生の狐がどんどん殺されているのだろう。
狐の毛皮
ホテルに戻る前に2元払って城門を上ってみた。古城楼という明の時代の建物があったが、扉が閉まっていて中には入れない。城壁からの展望もあまりよくなく時間の無駄だった。
古城楼
ホテルのレストランで昼食をとり、13時10分出発、麦畑の中の道を進む。やがてバスは山道を登り始めたが、山には木が少ない。14時20分峠で下車したが、ここから見えるはずの雪宝頂山(5588m)は白いガスの中である。高山植物の写真をとろうとしたら添乗員が、あと1分ですと言って催促する。これまで景色の良い場所があっても素通りしてしまうので5分でも良いから停って写真を撮らせてくれと申し入れたのだが、逆にもともと見ることになっていた場所の観光時間を5分に切り詰められてしまった。
添乗員にクレームをつけ、あと2回下車して高山植物の写真を撮ったが、それでも、15時20分に黄龍に到着してしまった。参加者の多くが花を見に来たのだし、こんなに早く着くならもっと長く停ってじっくり写真を撮らせてもらいたいものが、添乗員は早くホテルに着くことしか考えていない。
華龍山荘にチェックインし、一休みした後、花の写真を撮りに表に出る。駐車場の傍の斜面を10mも登るとそこはもう高山植物が咲き乱れる別世界である。下の喧騒をよそに1時間ほど写真を撮りまくってから引きあげる。