シルクロード旅行記

4日目 カラクリ湖観光

 今日は190km先のカラクリ湖の観光である。7時30分ホテルを出発、10分ほどしてキジル川を渡る。キジルとは赤い川という意味だそうだが、名前の通りに赤い水をしている。この後中パ公路に出る。中パ公路はパキスタンではカラコルムハイウエイと呼ばれている。中パ公路は毎年工事が行われ悪路の連続でカラクリ湖まで6時間かかったというが、今年は工事が完成していてポプラ並木の道を快調に走る。並木の外側にはトウモロコシ畑や棉畑が広がっている。

 8時25分ウーパール村に到着、トイレ休憩をとる。道端には観光客目当てに西瓜やハミ瓜、ナン、シシカバブなどの露店が並んでいる。この村の住民の98%はウイグル族で、ほとんどの人が中国語を話せずテレビは2つの言語で放送しているという。 


ウーパール村の通り

 20分ほどして出発、やがて崑崙山脈の中に入りガイズ川に沿ってどんどん高度を上げていく。ガイズとはウイグル語で灰色という意味であるが川の水は澄んでいる。紅山と呼ばれる赤い山の前でバスを停めて写真を撮る。

 
ガイズ川               紅山

 10時20分検問所に到着、全員バスを下りて検問所の前を歩いて通過し再びバスに乗る。高度は既に2200mになっている。この後もどんどん高度を上げていく。雪に覆われた山が見えるが霞んでいて色が冴えないのが残念だ。


雪山

 11時川の対岸にキャラバンサライ(隊商宿)の跡が見えた。2000年前に造られ、玄斐三蔵も訪れているという。後から造ったのか周囲の石垣はしっかりしているが宿自体は崩れ去って何も残っていない。高度は2500mになっている。


キャラバンサライ跡 

 11時30分ブロンクリ(布崙口)湖でトイレ休憩をとる。この湖は昔は大きな湖であったが、今は干上がって砂利に囲まれた浅い水溜りになっている。


ブロンクリ湖

 12時10分カラクリ湖に到着した。カラクリ湖は高度3600m、面積10平方キロメートル、最深部30mの淡水湖である。カラクリとはウイグル語で黒い湖という意味だというが、水の色は青く透き通っている。


入り口の門 

 喀湖山庄というレストハウスで昼食をとった後、湖の周りを散策する。対岸には7546mのムズターグ・アタ山、7719mのコングール山の白雪が輝いている。風が強く砂埃で口の中がざらざらになる。カメラの中に砂埃が入らないかと気にしながら写真を撮る。

 
ムズターグ・アタ山(拡大)         コングール山(拡大)

 13時45分出発、30分ほど来た道を引き返すとヤクの群れがいたのでバスを降りて写真を撮る。このあたりからのコングール山の眺めはなかなか良い。

 
ヤクの群れとムズターグ・アタ山(拡大)          コングール山(拡大)

 この後ひたすら坂を下り17時55分ホテルに到着、構内にある旧英国領事館の建物で中華料理の夕食をとったあとすぐベッドにもぐる。


5日目へ        日程表へ