シルクロード旅行記

14日目 ウルムチ(烏魯木斉)から西安へ

 今日は朝の飛行機で西安へ移動するので4時に起きて身支度を整え展望レストランで早めの食事をとって6時にホテルを出発した。


展望レストラン

 8分ほどでウルムチ空港に到着、ここでこれまで世話になったドライバーの雷さんと別れ中国南方航空のCZ9235便に乗り込む。外の景色を見たかったが機内は満席で窓側の席に移れない。

 
ウルムチ空港       中国南方航空機

 CZ9235便は7時36分(北京時間9時36分)、定刻の10分遅れでウルムチ空港を離陸、5分もすると下界は砂漠地帯になり、さらに5分ほどすると右手に白い雪に覆われた天山山脈の山々が見えてきた。右側の席の人に少しの間だけ席を空けてもらい写真を撮る。さらに25分ほどすると今度は左側に天山山脈の山が見えてきたので窓側の中国人に少し体を除けてもらい写真を撮る。天山山脈はずいぶん広い範囲に広がっている。

 
天山山脈の山々

 離陸後1時間ほどして朝食が運ばれた。ホテルで十分食べたのでパンやケーキは残し、カレーライスだけ食べた。 


朝食

 北京時間の12時5分に西安咸陽国際空港に着陸、初日に世話になった職さんに迎えられて空港のレストランに行き昼食をとる。


空港レストラン

 ビールが出されたが緑色をしてみる。アルコールには弱いのだが試しに飲んでみると味は普通のビールと変らなかった。テーブルの回転台に乗り切らないほど料理が出てきた。おいしい味だったが、新疆時間では10時だし機内食を食べたばかりなので皆食欲がなく大部分残してしまった。

 
ビール          料理

 食後陝西歴史博物館に向かう。中にはいると土産物屋がずらっと並んでいる。ここには8年前に一度来ているのだが展示物のことはすっかり忘れてしまっている。しかし、ここのお土産屋で買った兵馬俑の人形が町で買う値段より2倍以上高かったことだけは覚えていたのでなにも買わずに通り過ぎる。

 
陝西歴史博物館入り口

 中庭に出ると展示棟が正面に建っている。展示物の写真の撮影ができるのでガイドが説明を聞き流しながらデジカメで撮りまくった。

 展示棟のロビーには大きな狛犬が置かれているが、これは秦の始皇帝の母の墓地を守っていた狛犬で重さが10トンもある。

 
展示棟          狛犬

 展示室は3つの部分に別れていて、第1の展示室に入ると最初に北京原人より古い115年前の藍田人の頭骸骨が置かれていた。人よりもサルに近い形の頭骸骨だった。隣には20万年前の大茘人の頭骸骨と歯の化石と彼らが使った土器が展示してあった。ここまで来ると人らしい形になる。

 その隣には周の時代のレンガや青銅器、兵馬俑などが展示されていた。鼎はステータスシンボルとして用いられ皇帝の墓には大きさの異なる9個の鼎が、大臣の墓には大きさの異なる5個の鼎が入れられていた。

 
鼎           柱を留める金具
 
青銅の馬車          兵士の埴輪

 第2展示室は漢から宋以前の時代の出土品が並べられ庶民の生活を描いた埴輪や陶器などが目に付いた。

 
庶民の埴輪          兵士の埴輪

 第3展示室は宋、玄、明、清の時代の出土品で金の龍や相撲取りの像が心に残った。

 
金の龍         相撲取り

 このあとホテルに向かい14時40分唐華賓館に到着した。このホテルは日中合弁会社で経営されているため庭なども日本庭園の雰囲気がある。日本の団体旅行によく利用され客室は申し分ないが西安の中心部から遠く、周囲に商店街などがないのが散歩好きの私には物足りない。

 
ロビー              庭園

 15時40分ホテルを出発、今日は休日なので車は少ないというがそれでも渋滞していてなかなか進まない。40分ほどして西安の中心にある鐘楼の手前で下車して鐘楼の前まで歩いていく。雨が強くなってきて体よりもカメラのことが気になる。
 5分ほどで鐘楼の前に到着した。ライトアップされた鐘楼はなかなか美しい。この鐘楼は高さ36mあり中国最大級である。


鐘楼(拡大)

 夕食は鐘楼の近くにある餃子専門店「徳発長」でとる。店の中は大変な賑わいで若い女性のグループが目立つ。料理は10種ほどの餃子が次から次と出てこれで終わりかと思ったらまた同じ餃子が繰り返し出てきて20個以上食べてしまった。

 
徳発長                店内 

 ホテルに戻った後1人で大雁塔の見物に出かける。しかし大雁塔の入り口の門が閉まっていてそばにいけない。仕方がないので門の前の公園にある玄斐三蔵の像と電球で飾られたされた大雁等の写真を撮って引き返した。

 
玄斐三蔵像         大雁塔

15日目へ        日程表へ