南アフリカ旅行記

10日目 クランウイリアムからサルダナへ

 8時30分ホテル発、岩山の間を通った後は平らな平原になりルイボスの畑が続く中を走る。ルイボスはもう収穫が終わり根元の部分しか残っていない。


車窓の風景(拡大)

 40分ほど走ると前方に海が見えてきた。大西洋だ。さらに20分ほど走るとランバーズ湾に到着した。ここでバスを降り、港の防波堤を歩いてバードアイランドに渡ると突然目の前にガーネット大群が現れた。何千羽いるのかわからないガーネットが砂の上にぎっしりかたまっている。群れの傍に観察所があり近くでガーネットを見ることができる。

 
ガーネットの大群(拡大)

 バードアイランドにはアフリカンペンギンがいるが、30cmくらいの大きさしかないのでガーネットに押されて隅の方で小さくなっている。近くに傷ついたペンギンの保護施設があり、怪我をしたペンギンが収容されている。ちょうど餌を与える時間だったのでその様子を見物する。鰯を与えると頭から丸呑みしてしまう。1羽で2尾の鰯を食べるが中には吐き出してしまうこともある。落ちた鰯は食べずないのでそれを狙ってガーネットが集まっていて、係員が背中を見せた途端飛んできて頭から丸呑みしてしまう。

 
ペンギン       ペンギンの給餌

 ここにはウミウもたくさんいて、積み上げられたコンクリートのポットに巣を作っている。

 
ウミウの営巣

 クランウイリアムスに戻り、靴工場を見学する。1つ1つの工程は手作業であるが流れ作業で作っていた。製品の展示即売室があったので入ってみる。靴底に大きな凸凹のついた4X4という型名の皮製のトレッキングシューズが410ランド(5,000円)と安かったので記念に買った。やや重いが足首の高さまで水が入らないのでこれから重宝しそうだ。

 
靴工場

 ついでルイボス茶の工場に行き、ルイボス茶の説明ビデオを見る。ルイボス茶は昔からコイサン族が飲んでいたお茶で、抗酸化作用のほか高血圧、不眠症、腹痛、胃痙攣などにも効果があるという。成分にはカリウム、銅、鉄、亜鉛、カルシウム、マンガン、フッ素などが含まれている。カフェインを含んでいないので寝る前に飲んでも眠れなくなることはない。
 直売所があり、ティーバックが1箱4.5ランド(50円)、茎と葉の600グラム入りの袋が4ランド(50円)と非常に安かったのでお土産に買う。

 
ルイボス茶工場        ルイボスの葉と茎

 ホテルに戻って昼食をとった後、近くの教会で行われているワイルドフラワーフェスティバルを見に行く。講堂の中にガラス繊維で作った岩を並べて自生地の雰囲気を出し、地域別に草が飾られていた。

 
ワイルドフラワーフェスティバル会場の教会と内部

 この後サルダナ湾に向かって出発、ダムの前を通り、クランウィリアムス湖に沿って走る。


ダム

 バスは山岳地帯を走る。車窓には素晴らしい景色が続く。

 
車窓の風景(拡大)

 見事な菜の花畑があったのでバスを停めてもらい写真を撮ろうとしたが、危険なので道路を横切るなと言われた。道路越しでは写真にならないのでバスの窓から撮ったが、ガラスに色がついているので後から補正しても自然な入りにならないし、反射が写ってしまうので具合が悪い。


菜の花畑

 小麦畑の続く平原の中を走り17時15分サルダナのプロテアホテルに到着した。サルダナ湾に面していて客室の窓からはサルダナ湾や庭にやってくる水鳥が良く見える。
 サルダナ湾はケープタウンのテーブルマウンテンの名付け親である探検家アントニオ・サルダナを記念して名付けられたた。サルダナ自身はこの湾に来ていないがケープタウンの湾がテーブル湾と名づけられたので代わりにこの湾にサルダナの名をつけたのだという。当初はサルダナ湾が南アフリカ第1の港であったが、水の補給ができないので、大量の水のあるケープタウンが発展したという。

 
プロテアホテルの正面と客室

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