ポルトガル旅行記
8日目 サン・ヴィセンテ岬、ラーゴス観光後アルブフェイラへ
今日はポルトガル南端のアルガルヴェ地方に向かいサン・ヴィセンテ岬、地中海貿易で栄えたラーゴスを観光した後アルブフェイラへ移動した。
今日も頭痛があるが吐き気がとれたので朝食をとり、8時40分ポウサーダを出発してサン・ヴィセンテ岬に向かう。今日も曇空だ。道端の民家には煙突がついている。暖炉や台所用の煙突だが、1軒1軒違う形をしている。墓地があったが、墓地には魂が天に行くようにとの願いから糸杉が植えられている。
アーモンドが桜に似た花を咲かせている。昔この地に住んでいたムーア人が北欧の王女と結婚したが、北国の雪を懐かしむ妻のためにアーモンドを植えたのだという。
途中ドライブインで休憩をとって再び走る。このあたりから羊の群れをよく見かけるようになった。
ドライブイン 羊の群れ(拡大)
やがて大西洋が見えてきて左側にはエンリケ王子の航海学校跡に建てられたザグレシュ要塞が見える。
ザグレシュ要塞(拡大)
12時20分サン・ヴィセンテ岬に到着した。この岬はユーラシア大陸最西南端にあり、75mの絶壁の上には灯台がある。スペインのバレンシアで殉教しリスボンの守護聖人になっているサン・ヴィセンテの遺体が漂着したことからサン・ヴィセンテ岬と名付けられた。
サン・ヴィセンテ岬(拡大) 灯台
絶壁の上には松葉菊がたくさん咲いていた。松葉ボタンを大きくしたような草でポルトガルではソラオンと呼ばれている。
松葉菊
駐車場の前には土産物屋が並んでいて手織りのセーターやカラフルな布地が売られていた。安いと言っていた人がいたが、ペルーやルーマニアと比べるとかなり高い値段がついている。
セーター 布地
ザグレシュのMAR A VISTAというレストランで昼食をとる。メニューはサラダ、魚のグリルとポテトと人参、カリフラワー、アーモンドのついたケーキであった。
レストラン メインディッシュ
食後レストラン近くの海岸に出る。大きな波が打ち寄せていて若者たちがサーフィンを楽しんでいた。
サーファー
海辺の草原にはいろいろな野草が可憐な花を咲かせていた。
野草の花
14時40分ザグレシュを出発、40分ほどでラーゴスに到着した。エンリケ王子の像があるエンリケ王子広場でバスを下りる。大航海時代にはこの広場の前にある港がカラベラ船の基地だった。
エンリケ王子像
広場に面してエンリケ王子が埋葬されていたサンタ・マリア教会がある。近くには15世紀に西ヨーロッパで最初の奴隷市が開かれた建物があるが、今の建物は1755年の大地震後に再建されたものである。
ここには見事なターリャ・ドゥラータやアズレージョのあるサン・アントニオ教会がある。
サン・アントニオ教会(拡大) 祭壇(拡大)
側壁のターリャ・ドゥラータ(拡大) アズレージョ
サン・アントニオ教会は現在ラーゴス郷土博物館の一部になっている。博物館には古いモザイクや聖書のほか奇形の動物の標本、コインなど多数のものが陳列されている。
モザイク 聖書
このあとレストランや土産物屋が並ぶ4月25日通りを通ってジル・エネス広場に出て自由行動になった。
ジル・エネス広場
16時20分ラーゴスを出発、1時間ほどでアルブフェイラのセロ・アラゴア・ホテルに到着した。
セロ・アラゴア・ホテル
夕食前に街を散歩する。セロ・アラゴア・ホテルは高台の上にあり海岸の方向に歩いていくと展望台に出た。ここからは浜辺やアルベフェイラの市街が一望できる。20mほど階段を下って浜辺に出ると漁を終えた小さな漁船が並んでいた。
アルブフェイラの市街(拡大) 漁船
旧市街の通りには土産物店や飲食店が並んでいる。煙突の上に2羽のコウノトリがとまっていた。つがいになった若鳥がこれから巣作りをするのだろうか。
旧市街(拡大) コウノトリ
日が沈んだので街の見物を終えて引き揚げる。夕焼けの雲が砂浜に反射してなかなか美しい。
夕焼けの海岸(拡大)
夕食はビュッフェであった。品数が多く食欲を押えるのに苦労した。