インド旅行記
10日目 カンケールからライプールへ
近くにモスクがあるらしく朝5時と5時半頃アザーンの声が聞こえてきた。少し早いが起きてデジカメの写真を整理し、庭に出て花の写真を撮る。マハラジャは花が好きらしく庭にはたくさんの花が咲いていて写真を撮るには都合よい。
球咲きブーゲンビリア 変り咲きハイビスカス 合歓の木の花
マハラジャは古い建物を利用して小学校を開いていた。10人も入れないような小さな教室だが、ここでは上流家庭の子がくる立派な学校だ。
小学校 父兄会見室 教室
9時にホテルを出発、2時間少々でライプールのホテル・パビロンに到着した。4星クラスの立派なホテルだ。
ホテル・パビロン 客室
客室で一休みして昼食をとったあとシルプールの遺跡に向かう。シルプールの遺跡は1年前に発掘されたばかりの遺跡でナーランダ大学の4倍の規模があったと言われている。6世紀に57年にわたってこの地を支配したパラジュン王はヒンズー教徒であったが仏教やジャイナ教にも資金を提供し数多くの建物が建てられたのである。玄奘三蔵もこの地を訪れていて100の寺院、150の僧院、10000人の信徒がいると書いている。アショーカー王によってストゥーパも建てられたがまだ発掘されていない。
ホテルを発って1時間半ほどでとシルプールに到着、まずラーマ寺院を訪れる。この寺院は8世紀に作られたヒンズー教の寺院でレンガで造られているがかなり傷んでいる。すぐ傍に2,3ヶ月前に発掘された建物の跡がある。
ラーマ寺院跡 建物の跡
次に僧院の跡を訪れる。
僧院跡
僧院の入り口には2つの女性の像が残っている。かなり風化していてヒビが入り表面はざらざらで今にも崩れそうな感じがする。
女性の像
奥には教室の跡がありその周囲を僧房が取り囲んでいる。これらは復元工事が施されているが、工事がかなり雑で白いコンクリートがやけに目立つ。
教室跡 僧房跡
少し離れたところにもう1つ僧院があり、ここには素晴らしい彫刻が残っている。入り口の所で研究者が像の模写をしていた。本を出版するのだという。それだけの価値のある彫刻である。
入り口(拡大) 柱の彫刻
中の教室跡の柱にも細かい彫刻が残っている。正面には釈迦の像が残っている。
100mくらい北側にも僧院の跡があるここには大蛇が雨よけをしている釈迦の像が残っている。
教室跡 仏像
近くの木にたくさんのサギがとまっていた。昔の野田のサギ山を思い起こさせる風景だ。
サギの集団
次に王宮跡を訪れた。ここからはマハーナディ川を望むことができる。
王宮跡
次にアーナンダプラグ僧院を訪れた。この僧院は何年も前に発掘された僧院で、釈迦の像が残っている。
仏像
来た道を引き返し途中の村で車を降りる。この村には灰色の毛の猿がいて子供を大事そうに抱いていた。
村の家 猿
村の近くで発掘作業が行われていた。発掘現場では男の人がノミやブラシを使って出土品の泥をとっていた。
発掘作業 泥除き
傍には発掘されたヒンズーの神の像が3つ立てられていた。左のクロコダイルの上に立つ神はガンジス川の神、中央の魚の上に乗る神はヤムナー川の神、右側が助手だということであた。その下には発掘されたばかりの像が置かれていた。
3つの神の像 発掘されたばかりの像
この寺院はヒンズー教の寺院なのでミトナも発掘されていた。
ミトナ
ここでは5つのヒンズー寺院跡と1つの住居跡が発掘されていた。発掘されたレンガを見るとセメントを使ってない。今ではできない高度な技術だ。
寺院跡 レンガ
以上で今日の観光を終え、ホテルバビロンに戻ってインド最後の夕食をとる。