インド旅行記
5日目 ラヤガダからジェイプールへ
7時ホテルを出発、水曜市の開かれるチャティコナへ向かう。45分ほど走ると頭に果物を入れた籠を頭に載せた人たちが大勢歩いていた。彼らはデシア・コンド族でこれから市場へ行くのだ。
市場へ向かう人たち(拡大)
市場に行く前にニアンギリの丘で車を停めて市場へ向かう人たちの写真を撮る。籠の中が空の人たちもいるがこれから買い物に行くのだろう。ジープに乗っていく人たちもいる。定員の5倍くらいは乗っているだろう。
この市場にはドングリア・コンド族の人たちが集まる。ドングリア・コンド族は白い服を着てたくさんの首飾りをつけ鼻に丸い針金のピアスを着けている。
このあたりにはたくさんの田んぼがあり棚田も見える。棚田は東南アジアにしかないと思っていたので意外であった。
田んぼ(拡大) 棚田
市場に向かって歩いていくと谷川で女性たちが水浴びをしていた。豊かな胸を惜しげもなく晒している若い女性もいる。
水浴びする女性
やがて村が見えてきた。このあたりの民家は土壁で草を葺いた屋根になっている。
村の道 民家
村を通り過ぎると駅に出た。レールの幅が非常に広いが列車は実にゆっくりと走っている。赤い服を纏い3又の矛を持った老人がいた。そばにいたサドゥーがグルだと言った。
列車 行者
駅を通り過ぎると市場に出た。ドングリア・コンド族の人たち以外にも大勢の人たちが集まっている。
市場
ドングリア・コンド族の女性の写真を撮るのをいやがる人が多い。金を渡せば撮らせてくれるが、これ以上悪い習慣を付けたくないので嫌がらない人を探しながら撮る。。
市場に来た人たち
市場の近くに村があった。中国の瓦に似た丸い小さな瓦で葺いた屋根で土の壁は青く塗られている。写真を撮っていると子供たちが集まってきた。子供たちはどこへ行っても人懐こい。
民家 村の子供たち
市場を見た後30分ほど走りパットプル村を訪れた。ここにはデジア・コンド族が住んでいる。村の中央に広い通りがありその両側にかがみこまなければ入れないほど軒先が低い藁葺き屋根の家が並んでいる。このような家はトングリア・コンド族の住居形式であるが2つの民族の交流が多いので影響を受けたのである。デジア・コンド族はかってアニミズムを信仰しイケニエを捧げていて人間をイケニエにすることもあったという。家の前に3段の小型の塔が立っているがこれは地の神を祀る壇だという。
パットプール村の中央通り 祭壇
村の中を歩き回ると家の前で籾を干す風景や互いに頭の虱をとりあっている場面が見られた。
籾の乾燥 虱とり
裏側の道は細く作業小屋が並んでいてタバコの葉が棚に干されていた。
裏通り タバコの葉を干す棚
村の隅に小学校があった。机はなく子供たちは床に座って先生の話を聞いている。子供たちの数が意外と少ないが、ほかの子供たちは市場に行ったのである。
小学校 先生 児童
村の外に広い畑が広がっていた。今は農閑期で畑には黄色いケシのような花が一面に咲いていた。この花は道端でもよく見られ、目薬になるという。
お花畑(拡大) 花
ラダガヤのホテルに戻りチェックアウトしたあとホテルのレストランで昼食をとり13時45分出発する。しばらく走ると大勢の人が太鼓を鳴らしたりして踊り歩いていた。後ろには飾った車がついている。結婚式の行進だ。今は結婚シーズンであちこちで飾りのついた車を見かける。
パレードの男 花婿
さらに1kmほど走ると大きな家で結婚式をしていた。大勢の参列者が食事をしていた。食器はバナナの葉で作った皿だ。隅の方では男が大きな鍋でカレーを作っていた。
女の会食者 男の会食者 カレー作り
かなり金持ちの家らしく花嫁さんは金のアクセサリーをたくさんつけ、手の甲まで金の板で覆っていた。
花嫁さん
ラダガヤを発ってから2時間ほどするとポンチョーラ村に到着した。ここにはバダ・パロジャ族が住んでいる。土壁に藁葺きの家で、金のある人は瓦の屋根をつけている。
ポンチョーラ村 民家
この村の人たちもバダ・パロジャ族の特徴をもった衣装を着ていない。
村の女性
30分ほど村の中を見物してからジェイプールへ向かう。途中の田んぼで苗代から苗をとっていた。このあたりは人ごみと喧騒といったインドのイメージとはかけ離れたのどかな世界である。
苗代 苗とり
17時40分ハロー・ジェイプールに到着した。このホテルにもエレベーターやバスタブがないが昨日のサイ・インターナションルよりは良い部屋であった。