インド旅行記

4日目 ブバネーシュワルからタプタパニを経てラヤガダへ

 今日はゼネストがあり大きな町では道路が封鎖されてしまう。そこでゼネストが始まる前に大きな町を通過してしまおうと3時にホテルを出発する。街路灯のない真っ暗な通りを既にたくさんのトラックが走っている。

 5時45分頃になると東の空の地平線付近がオレンジ色に染まってきてようやく周りの景色が見えるようになった。薄暗い通りには頭で荷物を運ぶ女性や牛車が見える。畑の地表には霞がたなびいている。さらに30分ほどすると朝日が昇った.。幸い今日も晴天だ。

 7時コガチナールという小さな村で休憩する。民家の前には土を台のように盛り上げて女の人が上に泥を塗っていた。この下に米を保管しているのだ。

 
コガチナール村          土の台を手入れする女性

 山羊がたくさん飼われていて時間が早いのでまだ囲いの中に入れられている。牛も飼われていて民家のそばには飼料の藁が山のように積まれている。牛を神聖視するインドでも農村地帯では牛乳をとったり田畑を耕したり車を引いたりといろいろ使われていれる。

 
山羊の囲い              村の牛

 コガチナール村を発って少し走ると、女の人が頭の上に重そうな荷物をのせて歩いていたので車を降りて写真を撮る。誰かがそこで止まってくれと注文をつけたら、重いのにそんなことできないと断られてしまった。


荷物を運ぶ女性(拡大)

 9時5分タプタパニに到着、遅い朝食をとる。タプタパニには温泉が出ていて保養地になっている。レストランの周囲にはパパイヤの木がたくさん生えていて大きな実がたわわになっている。

 
レストラン           パパイヤ

 近くのホテルに行き客室の浴室を見せてもらう。お湯は温泉水で、浴槽は縦横2mくらいもありお湯が貯まるのにかなりの時間がかかりそうである。


浴槽

 10時15分レストランを出発、少し離れたところにある共同浴場を訪れる。共同浴場はお寺の境内にあり、正面にある大きなお湯の池では女の人が赤ちゃんを抱いてきてお湯につけてもらっていた。お湯にびっくりするのかどの赤ちゃんも漬けられた途端にわっと泣き出していた。

 
共同浴場入り口           赤ちゃんのお湯漬かり

 奥の方には男女別の浴場があり石鹸で泡だらけになった身体で浴槽の中に浸かっていた。お湯は汚く濁っていて日本人にはとても入れそうにない。湯治に来たのだろうか境内には大きな鍋を囲んで食事をしているグループも見られる。

 
男の浴場             食事のグループ

 このあと凸凹した山地を50分ほど登るとオラパンガ村に到着した。この村にはデジア・コンド族が住んでいる。民家は土壁で藁葺き屋根の民家が並んでいて、気温が40度近くあるので軒下では男たちが昼寝をしていた。

 
民家            昼寝をする男

 この村の人は伝統的な衣装などは見られず一般的なインド人と変わらなかった。

  
母子                子供たち              娘さん

 1軒の家の中を見せてもらう。6畳くらいの広さで一部が壁で仕切られていて炊事場になっている。ここに20歳のお嫁さんと赤ちゃん、それに舅と姑の4人が住み、ご主人はもう1人の奥さんと別の家に住んでいる。家の中は真っ黒に煤け、天井にはトウモロコシが吊り下げられている。


天井裏

 この村でもたくさんの山羊が飼われていた。群の居場所を知るためか、1頭の山羊の首には木製の鈴のようなものがぶら下げられていて、ころころと音を立てていた。

 
山羊と牛          首輪をつけた山羊

 30分ほどしてオラポンダ村を出発20分ほど走ると道端で小さな市場が開かれていた。


市場

 この市場はマンディマラという村にありデジア・コンド族の人たちがきている。女性たちは鼻の両側に花形の金のピアスをしている。我々から見ると奇異だが、彼女らにおってはお洒落なのだ。

  
娘さん             母子           おばあさん

 市場を発って20分ほど走るとゴイボンド村に到着した。この村もデジア・コンド族の村である。この村の方が昔の姿が残っているが、それでも子供たちは洋服を着ている。

 
民家            村の男
  
おばあさん              子供              主婦

 この後ラタガヤに向かい、15時20分サイ・インターナショナル・ホテルに到着した。建物は立派だがエレベーターやバスタブはなく室内は2星クラスだ。ロビーや廊下の壁に大きなサイババの写真が飾ってあったが、サイババの信者が経営しているのだという。 

 
サイ・インターナショナル・ホテル         客室 

 朝起きた時間が早かったので遅い昼食をとったあとは夕食まで休憩の時間になった。まだ時間は早いがホテルの周囲には見るものがなく気温も高いので、庭の花の写真を接写で撮ったりしたあとは客室にこもってデジカメの写真を整理したりして過ごした。

  
オーキッドツリー             ポインセチア                    カランコエ


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