インド旅行記
2日目 ブバネーシュワルへ移動後市内観光
9時30分ホテルを出発、空港に向かい、25分ほどで到着した。インドではカメラに電池を入れておくと手荷物検査で没収されるから外してスーツケースに入れておくようにと添乗員から注意があったが、これまで外さなくても一度も問題にならなかったのでそのままにしておいた。手荷物検査ではバッグの中身を全部出されカメラは動作チェックをさせられたが電源が入ることを示したら無事通過できた。電池を外した人は裏蓋を開けさせられて調べられていたからフィルムが入っていたら駄目になってしまう。添乗員の指示があっても電池は外さないほうが良い。
空港
11時50分インディアン・エアラインIC7877便はブバネシュワールへ向かって離陸した。30分ほどして昼食が運ばれた。メニューはパスタ、野菜サラダ、パン、チョコレートケーキだった。今日の昼食は機内食だけなので全部食べた。
昼食
1時間半ほどのフライトでIC7877便はブバネーシュワル空港に到着した。ブバネーシュワルは昔のカリンガ王国の都で、現在はオリッサ州の州都になっていて100万の人口がある。ブバネーは宇宙、シュワルはシバ神を意味し、市内にシバ神の寺院が多いので寺院の都市として知られている。。
4台のワンボックスカーに分乗して14時にホテルに向かい、20分ほどで今日泊まるトライデントに到着した。広い庭やプールのあるなかなか快適なホテルである。
トライデント プール 客室
部屋に荷持を置いて小休憩した後、再びボックスカーに分乗して市内観光に向かう。
まず州立博物館を訪れる。1階にはブバネーシュワル近辺の寺院から発掘された仏像やヒンズー教、ジャイナ教の神の像が展示されていた。2階にはオリッサ州に住む8つの少数民族の生活の様子や楽器が展示されていた。これからの旅に参考になったが館内で写真を撮れなかったのが残念だった。
次にラージャ・ラーニー寺院を訪れる。ラージャ・ラーニー寺院は11世紀に造られた寺院で、ラージャは王、ラーニーは女王を表す。寺院にはシカラと呼ばれる塔と、ジャガモハンと呼ばれる礼拝堂との2つの建物がある。
ラージャ・ラーニー寺院(拡大)
塔の壁はインドの古典ヴェーダに登場する神の像、当時の生活風景、花、オディッシーダンス(オリッシーダンス)の像など多数の彫刻で飾られている。
インドラ神 オディッシーダンス
礼拝堂の壁は一部だけに彫刻が施され大部分は平らになっている。礼拝堂の完成前に王と女王が亡くなったと考えられている。礼拝堂の入り口の左右には蛇の上に座る神の像がある。
礼拝堂入り口の像
寺院の前の家が結婚式の会場になっていた。
結婚式会場
まだ式が始まる前で王冠のような帽子をかぶった花婿が女の人にペインティングをしてもらっていた。裸足の足に赤い絵の具で靴を履いているように塗られていた。奥の部屋では美しく着飾った花嫁が式の始まりを待っていた。
花婿 花嫁と父親
次にパラシュラーメン寺院を訪れる。この寺院は7世紀に建てられたシバ神を祀る寺で、ジャガモハンの屋根はフラットで、シカラの上部はパゴダのように丸みを帯ている。壁面の彫刻は9世紀の寺院と比較すると劣っている。
礼拝堂の脇にはシバ神のシンボルであるリンガが立っている。高さが1mくらいあり周囲には小さなリンガが1000個も彫られている。礼拝堂の中には リンガとヨニが祀られている。
リンガ リンガとヨニ
この後100mほど先のムクテーシュワラ寺院を訪れる。この寺院は9世紀に建てられたシバ神を祀る寺でムクテーとは救済、シュワラはシバ神を表す。礼拝堂の前に門があり門の上部左右にはマカラ獣の彫刻が施されている。塔の形は上部の丸みが少なくなっている。
礼拝堂の天井には蓮の花をかたどった彫刻があり、礼拝堂の奥にはリンガとヨニが祀られている。
天井の彫刻 リンガとヨニ
最後にリンガラージャ寺院を訪れる。この寺院は11世紀にシバ神を祀るために建てられた。シカラの高さは45mあり、シカラの上部にはアーマカーラといわれる丸いビン状の物が取り付けられている。シカラの前にはナオマンディルと呼ばれる舞堂、ボガマンダバと呼ばれる供物殿が造られている。この寺院はヒンズー教徒でなければ入れないので我々は近くにある展望台からの観光であった。
リンガラージャ寺院(拡大)
レストランでチャイを飲んで休憩したあとアートビジョンダンススクールを訪れる。この学校はイタリア人のイニアナさんが経営しているオディッシーダンスの学校で、イニアナさんはこの地に23年住んでオディッシーダンスを研究をしている。ラージャ・ラーニー寺院の彫刻にあったようにオディッシーダンスは古くからこの地に伝わる踊りで左膝をくの字に曲げ、腰を逆くの字に曲げ、上体をくの字折り曲げる姿勢と、両手両足を広げる姿勢の2つの基本姿勢がある。
イニアナさん 基本姿勢
教室の生徒たちがかってプーリーのジャガンナート寺院で神に捧げられていた踊りを見せてくれた。次から次へと寺院の彫刻のポーズをゆっくりととった踊りの後は、素足で石の床を踏みながら身体を大きく動かす踊りが行われた。足の音が拍手をしたときのように響いてこれだけでびっくりした。