ミャンマー旅行記
18日目 ミャッウーからシットウェを経てヤンゴンへ
今日はヤンゴンへ引き返す。
4時30分ホテルを出発、真っ黒な空にたくさんの星が輝いている。10分ほどで港に到着、きたときと々大きな船に乗り込む。直ちに出航、真っ暗な川面をサーチライトで照らしながら進む。風が冷たくジャンパーの上にコートを着こんだがそれでも寒い。少しでも温まろうとコーヒーを飲み、お弁当を食べる。
東の空の下がオレンジ色になり、やがて空全体が薄白くなった後、待望の朝日が上がった。これで少しは暖かくなる。
夜明け前 朝日
これから漁に出るのだろうか漁船がたくさん見える。
漁船
帆かけ船もある。
帆掛け舟
右手に白い建物が見えてきた。この裏の山が500カム山で洞窟の中に500体の仏像がある。16世紀に王様が500人の石工を連れてきて1人1体の仏像を造らせたのだという。
500カム山
500カム山を過ぎると見覚えのあるパゴダが見えてきた。シットウェーまであと一息だ。しかし突然船のエンジンが止まってしまった。エンジンの中に水が入ってしまった。どうなることかと心配したが5分ほどで直りほっとする。川下に下っているのでこの間も船は進みあまり時間のロスはなかった。
9時15分、港の入り口に到着。行きは6時間15分もかかったが帰りは4時間半で着いてしまった。
パゴダのある丘 港入り口
9時25分シットウェに上陸、市内の観光に出かける。港の近くに古い時計台があった。イギリス統治時代の遺産だ。
時計台
大勢の尼さんが歩いていた。朝の托鉢をしているのだ。ミャンマーは他の国より尼さんが大勢いるようだ。
尼僧の托鉢
このあと市場を訪れる。ここには野菜果物の売り場と魚の売り場がある。
市場
市場は漁港の脇にあるので道端では水揚げした魚の競りが行われている。
漁港 競り
道に小魚が置いてあった。競り落としたばかりの魚で全部で3000チャット(350円)だったという。個人では食べ切れないので食堂の人が買ったのだろう。近くにはカキが売られていた。以前トントンウーさんが殻のついたカキを買ってその場で剥いてポン酢をかけて食べたら周りにいた人たちが目を丸くしていたという。
小魚 カキ
海亀の卵や魚の浮き袋も売られていた。浮き袋は高級な食材だという。
海亀の卵 浮き袋
市場の近くの店先に小年僧が集まっていた。この店が托鉢のコースになっているのだ。毎日大勢の少年僧に来られては大変である。
小年僧の托鉢
次にロカナンダパゴダを訪れる。このパゴダは14世紀に造られたが、今あるパゴダは最近建てられたもので高さが80mある。
ロカナンダパゴダ
ここには最近漁師の網にかかって引き揚げられた2200年前の仏像がある。5種の金族の合金で造られ1162の仏像が体中に彫られている。この仏像も研磨され顔には金メッキが施されているので新しい仏像のように見える。
仏像
パゴダの内部は広い空間になっていて中央に仏像が祀られている。
パゴダの内部 仏像
次に博物館を訪れる。仏像があるためか博物館でも靴を脱がなければならない。15世紀から18世紀のアラカン王国の展示物が主になっており砂岩や青銅の仏像が多数並んでいた。ムドラ(印)の種類を示す仏像も並んでいた。お釈迦様が病床に臥しているとき支えに寄りかかりながらアラカンに教えを説いた時の形というヤタスカヤーナムドラなど珍しいムドラもあった。
さまざまなムドラの仏像 ヤタスカヤーナムドラ
このあとシットウェ空港に行きチェックインする。スーツケースを開けさせられたが、ただ開けただけという簡単な検査だった。
シットウェ空港
出発前に空港前の食堂で昼食をとる。野菜と卵のかかったチャーハンを食べたが大変美味しかった。値段はスープがついて500チャット(60円)という安さだ。
食堂 チャーハン
12時25分離陸、窓から美しい海岸が見える。
機窓の眺め
途中サンドエ空港よって1時間30分ほどでヤンゴン空港に到着した。早速市内観光に出かける。先ずチン族の民芸品店を訪れる。ここにはチン族民族衣装やナガ族の兜などがたくさん置いてあり参考になる点が多い。値段は当然現地で買ったほうが安い。
チン族民族衣装
チン族民族衣装 ナガ族兜
このあとボジョーアウンサンマーケットを訪れる。大きな建物の中央にメインの通りがあり、そこから細い通りが左右に出ている。メインの通りには貴金属や宝石の店が多い。ミャンマーはルビーの産地だけにルビーの装身具が目立つ。隅の方で民族衣装の絵葉書を売っていたので買ったが10枚で1000チャット(120円)という安さだ。Tシャツも買ったが1700チャット(200円)だった。スーツケースが重くなるのであまり買わなかったが買い物天国だ。
ボジョーアウンサンマーケット
夕食はカラウェイホールという伝説上の鳥カラウェイをかたどった船首のある双胴船型の水上レストランでとった。宮殿風の建物はライトアップされて大変美しい。
カラウェイホール ホール内部
食事はブッフェ式で種類が大変多く味も良い。食事中に王室の踊りや少数民族の踊りが行われた。王室の踊りは裾の長い衣を着て踊るので躓かずに踊るのは大変だろう。
王室の踊り 少数民族の踊り
帰りがけにカントージー湖の脇を通ると水面にカラウェイホールが写っていて大変美しかった。