ミャンマー旅行記

11日目 ミンダ郊外の村観光

 今日は郊外のムンチン族の村を訪問する。

 朝食前に町の中を散歩する。寺の方へ歩いていくと托鉢の僧の行列とすれ違った。休む時に飲むのであろうか行列の脇には少年が水入れを担いでいる。 

 

 寺の本堂は寺らしくない外観である。なにか催しでもあるのか大勢の人が集まっていた。近くの高台にはパゴダがある。

 
本堂             パゴダ

 道端に水場がありここから水を汲んで運んでいく。ミンダは山の稜線にあるので水が貴重だ。ゲストハウスでも1日にバケツ1杯の水しか使えない。


水場

 9時出発、山の中の道を走る。1時間ほど走るとチー川に出で、このあとどんどん坂を登る。赤い花が咲いていたので車を止めて写真を撮る。

 
チー川             赤い花と民家(拡大)

 10時45分シ村に到着、ここで下車してチャドー村までのトレッキングである。谷の対岸には目指すチャドー村が見える。

 
シ村の民家          チャドー村

 急な坂道をおっかなびっくり下り40分ほど歩くと吊り橋に出た。


吊り橋

 この後は息を切らせながら15分ほど山道を登るとチャドー村に到着した。チャドー村もムンチン族の村であるが、レイシから離れているだけに伝統的な習慣がより強く残っている。

 
チャドー村             民家

 家の入り口にかけられたイケニエの動物の骨も多く、ミトン牛、水牛、猪、豚などが見られる。


イケニエの動物の骨

 若い娘さんが顔に刺青をしているので年を聞くと18歳だという。14歳のときにしたというから4年前のことになる。出かける前は、刺青は禁止されているので年配の人にしか見られないかと思っていたがこの村では今でも行われているのだ。 


刺青を入れた18歳の娘(拡大)

 村の人たちに写真を撮らせてもらったが皆写真向きの味のある顔をしている。

   
(拡大)            (拡大)             (拡大)              (拡大)

 この村には占い師が2人いて1人が伝統的な占い師の姿を披露してくれた。弓を持って男が歩いてきた。今でも弓を使って狩りをしているのだ。

  
占い師(拡大)           占い師             弓を持った男        

 村を出て別の道を通って引き返す。途中先程の娘さんが水浴びをしていた。冷たい水で我々ならすぐ風邪をひいてしまいそうだが平気な顔をしている。


水浴びする娘

 歩いていくと竹の茂みの中に焼け跡があった。火葬場でここで火葬して骨を壷に入れて墓に埋めるのである。


火葬場

 少し先にまた村があり、ここの家にもたくさんのイケニエの骨がかけてあった。


イケニエの骨

 1軒の家で休ませてもらう。田舎の人は皆写真向きの顔をしている。

  
おじいさん(拡大)           母子(拡大)          おばあさん(拡大)

 村を抜けると道の両側に墓が並んでいた。藪の中にも墓がたくさん見られる。墓がどんどん増えていくので作る場所がなくなってしまいそうだ。


墓に挟まれた道

 ひときわ大きい墓があった。占い師の墓で、中には占い師の使った衣服や食器、弓などが収められている。墓の周囲には占い師の霊が逃げないように糸が巻かれている。


占い師の墓

 やがて急な下り坂になる。民家の庭にはポインセチヤや桜が満開である。

 
下り坂         ポインセチヤと桜(拡大)

 足場が悪いので滑らないようゆっくり坂を下る。30分ほど下ると谷川に出た。橋がないので浅瀬を歩いて渡る。トントンさんが先に渡ったとき、浅いし流れも弱いので私も簡単に渡れると思ったが、少し歩くと水の冷たさで歩き続けるのが厭になってきた。その上、急坂を下ったときに膝ががくがくになっていたので足元のごろごろした石で転びそうになり見た目よりもはるかにつらい。2度と渡りたくない気持ちだった。

 
谷川                川を渡るトントンさん

 谷川をなんとか渡り山道を歩いていると20代の女性とすれ違った。2人とも刺青をしている。ここでは刺青をしていない人を探すのが難しい。


村の女(拡大)

 ミンダに戻りゲストハウスに行く途中、ミトン牛に出あった。野生に近いので2人の男が縄で両側から引っぱっているがそれでもなかなか言うことを聞かない。ミトン牛は柵の中に入れて放牧するそうだが、捕まえるときは塩を置いておくと近寄ってくるので、すばやく急所の鼻の穴に縄を入れてしまうのだそうだ。


ミトン牛

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