シルクロード旅行記

 1日目 成田から西安を経て銀川へ

 2003年10月12日10時30分JASとJALの共同運航便JL609/JD807便は定刻を45分も遅れて成田空港を飛び立った。いよいよ15日間のシルクロードの旅の始まりである。今回の旅は中国西北部の寧夏回族自治区、内蒙古自治区、甘粛省を巡って黒水城など西夏王国の遺跡と楡林窟など河西回廊の石窟を訪れる。参加者は男4人、女9人、それに添乗員の斉藤さんの合計14人である。

 離陸後25分ほどしておつまみと飲み物が運ばれさらに20分ほどして昼食が運ばれた。昼食の時間には少し早いが朝食の時間が早かったので全部平らげてしまった。

 
キャビン           機内食

 時計を1時間遅らせ、13時54分に西安咸陽国際空港に到着した。ここで今日から15日間お世話になるスルーガイドの殷さんに迎えられて海南航空のHU7825便に乗り換える。殷さんは漢族の女性ガイドで、気の強い漢族の女性には珍しく優しい人である。

 
西安咸陽国際空港ターミナルビル

  HU7825便は16時10分に離陸、50分ほどのフライトで銀川空港に着陸した。ここで現地ガイドの朱さんに迎えられホテルに向かう。


銀川空港ターミナルビル

 バスの中で朱さんがいろいろ説明してくれた。銀川は寧夏回族自治区の区都で3区2県からなり、海抜は1100m前後、総面積は3440平方キロメートル、市内の人口は106万人である。20年前は16万人のしかいない小さな都市であったがここ数年で急速に人口が増えた。10年後には300万人になる予測されている。主な産業は農業と鉱業である。また、寧夏回族自治区は面積58万平方キロメートル、人口560万人で回族が90%以上を占めている。3面を砂漠に囲まれていて年間降雨量は400〜600mmで乾燥している。1日の温度変化が大きく十数度に達し、夏は短くて1ヶ月しかないが、冬は5ヶ月も続き最低気温は−20度にもなるという。

 途中、洋洲海鮮食府というレストランで最初の食事をとる。海鮮という店の名から海に遠いこの地でどんな料理が出るのかと思ったが野菜と羊や鶏肉の炒め物ばかりだった。この地の人の多くは一生を海を見ないで過ごしてしまうので海に魅かれるのだろう。ご飯が出たが意外とおいしかった。西夏ビールという地ビールが出た。西夏は滅び去ってしまったが言葉の上ではまだ生きている。


洋洲海鮮食府

 19時5分レストランを出発、15分で今夜のホテル凱達大酒店に到着した。立派な4星ホテルであるがまだ暖房装置を働かせてないので客室内は少々寒く、背中にカイロを貼ってベッドに潜った。

 
凱達大酒店          客室

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