イラン旅行記
13日目 フィン庭園、テペ・シアルク遺跡、アブヤーネ観光
今日はホテル近くのフィン庭園とテペ・シアルク遺跡を見た後、最近世界遺産に指定された郊外のアブヤーネ村を訪問する。
ホテルの裏に古い村があったたので朝食前に散歩する。日干し煉瓦つくりの家が続いており、ロバに乗ったおじいさんが通りかかったりしていかにも古い村といった雰囲気である。
ホテル裏の村 ロバに乗った老人
道端に女の子が立ってスクールバスを待っていた。スクールバスには女の子しか乗っていない。小学生のときから男女別学にしているようだ。。
小学生
しばらく歩いているとモスクがあったので中に入る。小さく貧しい村に似合わず立派なモスクで、正面には池があり、モスクの内部はミラーワークやタイル画で飾られている。
村のモスク
モスク入り口の装飾
9時ホテルから歩いて近くにあるフィン庭園に行く。この庭園はイスラム時代からあり、水と緑が豊かなので歴代の王によって愛されてきた。現在の建物はガジャール朝の時代のものであるが1200年前のレンガが見つかっている。噴水は自然の水の流れを利用していて吹き上がる高さは同じになっているが修復した後は不均一になってしまった。上流から下流まで同じように水圧をかける技術は謎だという。
フィン庭園入り口 噴水の列
この庭は典型的なペルシャ庭園で中央に建物と水槽を配置させ周囲に水路と緑をめぐらせてある。
中央の建物 水槽
中央の建物の中に4m四方くらいのプールがあり、かっては女性が泳いだり水遊びをしていたという。中央に開いた穴にコインを入れると願いごとが叶うというので水中にたくさんのコインが落ちていた。同行の人たちも挑戦したが水中なので距離感が狂いなかなか入らなかった。
プール 天井
庭の隅にハマームがあった。入り口に近い場所に低温の部屋があり、奥には中温の部屋、高温の部屋、体毛を剃る部屋などがある。ガジャール朝の宰相アミール・カビールは高温の部屋で手首を切られて殺された。
低温の部屋 高温の部屋
この後、テペ・シアルク遺跡を見学する。この遺跡は2つの丘からなっていて高い丘にはBC3000からBC900の、低い丘にはBC6000からBC3000の遺跡がある。これらの遺跡は他の遺跡の年代を決めるときの基準になっている。最近高い方の遺跡はジグラットの跡であることがわかった。
テペ・シアルク遺跡
フィン村の眺め
この遺跡は現在発掘中で土器が次々見つかっている。夏は刺されると2分ももたないという猛毒のサソリが出るので今の時期に発掘をしているのだ。地面に今日見つかった土器が置いてあったが、展示室には昨日見つかったという動物の頭部の形の土器やアンテロープの描かれた壷の破片が置いてあった。下を見て歩くと土器の破片がたくさん落ちている。これからどんどん新しい発見があるだろう。
発掘されたばかりの土器
ホテルに戻ってトイレ休憩をしてからバザールの見物に行く。バザールの通りに面して聖者廟があり、通行中の人が扉に頭をつけて願い事をしていた。
バザール 聖者廟
このあとアブヤーネ村を訪れる。この村は最近イランで4番目の世界遺産に指定された。女性は独特の服を着ている。若い人たちは村を出てしまい老人と子供しかいないが観光客が増えれば戻ってくるだろう。
アブヤーネ村の老人 子供
村の中はチベットを思い起こされる赤茶色い壁の家が連なっている。世界遺産に指定されて目下道路の整備中で、メインの道路は赤い石畳になっている。
村の通り
村は丘の中腹に造られており、丘の頂上には砦の跡がある。ここからの眺めは素晴らしい。
砦跡 砦からの眺め
ホテルに戻る途中で日が沈んだ。今日は雲があったので夕焼けが素晴らしい。