イラン旅行記

1日目 成田からテヘランへ

 2002年12月22日、イラン航空IR-801便のジャンボ機はエンジントラブルのため予定より3時間遅れて19時33分に成田を飛び立った。一時は成田で1泊しなければならないかと諦めかけていたが、とにかく離陸したのでほっとした。イランには今年の4月に行っているのだが、そのときはカスピ海やトルコとの国境に近い西部を周ってきたので、イスファハンやペルセポリスといった代表的な観光地を見られなかった。そこで再度のイラン旅行をすることにしたのである。

 今回のツアーの参加者は男7人、女10人,それに添乗員の殿岡さんで、年末年始ということで20歳台の人が2人もいて高齢者ばかりのいつものツアーと違って活気がある。
 機内は日本人の団体客で満席である。客室乗務員は男性が多いが、女性は濃紺の制服を着、濃紺のスカーフで髪の毛を隠している。日本人の客室乗務員が1人乗っていて日本語の案内があるので気が楽だ。イラン人の女性客室乗務員は戒律を守って日本の中でもスカーフで髪を隠しているそうである。

 客室の前方に2m四方くらいのカーテンで仕切った部屋があった。中を見ると礼拝所でメッカの方向を示す板が置いてあった。

 
客室乗務員         礼拝所

 離陸後50分ほどして夕食が運ばれた。出発が遅れたため待合室で焼きソバを食べたのであまり腹が減っていなかったが、退屈しのぎに全部食べてしまった。このあと機内灯が消され仮眠をとる。0時20分、2度目の食事が運ばれた。時計をイラン時間に合わせたら午後6時50分になったから焼きソバを含めて3度目の夕食になる。残すのはもったいないとパン以外は全部食べてしまった。

 
1度目の機内食             2度目の機内食

 食後また仮眠し、5時間ほどすると機内灯が点灯され軽食が運ばれてきた。さすがに食べる気がしなかったのでパンとケーキはバッグにしまいジュースだけ飲んだ。


軽食

 12月23日0時50分、ジャンボ機は予定より3時間40分も遅れてテヘランのメヘラバード空港に着陸した。ここで14日間世話になるガイドのメフルダートさんに迎えられてホテルに向かう。オレンジ色の街灯に照らされた高速道路を15分ほど走るとライトアップされたアサディ・タワーが現れた。イラン建国2500年を記念して1971年から73年にかけて建設された塔で高さ40mある。

 
メヘラバード空港            アサディ・タワー

 2時15分、絨毯博物館の近くにあるラレ・ホテルに到着した。日本時間にすると朝の7時45分になる。眠くてぼんやりしているので、早く眠ろうとスーツケースを受け取るとすぐベッドにもぐりこんだ。 


ラレ・ホテル

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