インドヒマラヤ旅行記
11日目 マナリからチャンディガールへ
今日はチャンディガールまで350kmの長い移動だが、最初に近くにあるヒンズー教の寺院、ハディンバ・デビ寺院を訪れた。
8時5分ホテルを出発、10分ほどで寺院に到着した。この寺院は1553年に建てられた木造の建物で「マハーバラタ」に登場する5人の主人公の1人、力持ちのビーマが各地の村で結婚した女の1人ハディンバ・デビを祀っている。ハディンバ・デビはこのあたりのクル谷で1番の女神とされているという。寺院の前面には精巧な木彫りがたくさん見られた。
ハンディンバ・デビ寺院 入り口の上の木彫り 入り口の横の木彫り
30分ほどして出発、さらに30分ほど走りヒルトーンホテルでトイレ休憩をとる。ヒルトン・ホテルがこんなところにあるはずないと思ったらスペリングをちょっとだけ変えてあった。
ヒルトーンホテル
道端ではリンゴの出荷作業がよく見られる。ガイドが八百屋に入ってリンゴを仕入れる。店の前にリンゴ畑があったが、インドでは摘果をしないので小ぶりの実が鈴なりになっている。
八百屋 実ったリンゴ
この後ブータンから流れ出しているビヤス川に沿って走る。朝から降り続いていた雨が止んで薄日が差してきた。やがて左側に大きな滝が見えてきた。アノギという名の滝だが、日本と違い茶店はおろか駐車場すらない。
アノギ滝
滝を過ぎて3分ほど走ると対岸の山の中腹に派手な建物が見えてきた。娯楽施設かと思ったらアノギ寺というヒンズー教の寺院だった。道路わきにもお堂があり、女神パールバティの化身ドルガが祀られていた。高度は995mまで下がり晴れてきたのでかなり暑い。
アノギ寺 ドルガ
お堂の前に青く輝くアゲハチョウが飛んでいた。羽を広げたときの写真を撮りたかったが撮る前に飛び去ってしまった。
アゲハチョウ
アノギ寺を発って30分ほど走るとトラックの長い列ができていた。崖崩れでストップしているのだ。後ろで待っていると空いている対抗車線を通って後続の車がどんどん前に出て行くので我々の車も前に出て開通するのを待つ。やがて車が動き出したが片側通行なのでなかなか前に進めない。1時間20分ほどたってようやく工事現場を通過したが、その後対向車線の車の行列を通り過ぎるのに6分もかかったから3km以上行列がつながっていたことになる。
開通を待つトラック
1時間ほど走り14時、バレービューというレストランで昼食をとる。これまで食べたインドカレーは日本人向きに甘口のものばかりだったが、ここではじめて辛いカレーが出され口の中が暑くなった。
レストラン バレービュー インドカレー
15時15分発、空が暗くなってきて30分ほどすると強い雨が降ってきた。さらに1時間ほど走ると左手に湖が見えてきた。ゴビンダナダという湖で、昔はアジアで一番大きい人造湖だったという。湖畔にあるレークビューというカフェーでトイレ休憩をとる。
ゴビンダナダ湖 レークビュー
この後峠を越えて平らな道をひたすら走る。やがて夕日が沈んできた。時計を見ると18時50分になっている。チャンディガールはまだまだ先だ。
夕日の中を走る
19時20分、サーパルズ・モテルで休憩をとる。壁の蛍光灯の近くでカマキリが餌を待っていた。やがて羽虫が飛んできたが、近づいた途端目にも止ままらぬ速さで捕まえてしまった。
サーパルズ・モテル 餌を捕らえたカマキリ
21時10分ようやくチャンディガールに到着、2日目に昼食をとったサンビームホテルにチェックインした。
客室
部屋に荷物を置いた後すぐ夕食をとる。メニューはチキンスープ、鶏肉とポテト、マカロニグラタン、フルーツサラダであった。一昨日うまくない食事をしたのでその後どこで食べてもおいしく感じる。今日は同行のMさんの誕生日なのでケーキカットが行われ甘いケーキをご馳走になった。