ボルネオ旅行記

5月1日 スカウからコタキナバルへ

 今日は早朝リバークルーズに参加した。トーストとコーヒーを飲んで6時にホテルを出発、ボートに乗って再び牛月湖に向かう。支流の水が少なく船底をぶつけながら進む。蛇がいるというので上を見ると木の枝に5mくらいもある大きな蛇がとぐろを巻いていた。

 
支流            大蛇

 牛角湖の奥に進むとホテイ草や見たことのない水草がたくさん浮いている。この草に陸の草が生えて牛角湖がだんだん小さくなってきているという。旅行社は毎年水草を取り除いているが成長が早くとりきれないという。

 
水草

 ロッジに戻り朝食をとったあとサンダカンに向かう。川岸にはテングザルがたくさん見える。テングザルは絶滅危惧種だというが船から見る限りたくさんいるようだ。

 途中何度も舟を止めて猿の写真を撮ったりしながら進み11時45分にサンダカンに到着、サンダカン・ホテルで昼食をとったあと市内観光に向かう。まず普済寺(ピーシーシ寺)を訪れる。ホテルを出る前から大雨になりまだ新しい本堂も雨漏りして信徒がせっせと床を拭いている。この寺は1986年に建てられた新しい寺でサバ州で最大の寺である。建造費の半分は信徒からの寄付で、仏像などはから輸入した。本堂には大雄宝殿と書いてあるが本尊は阿弥陀如来である。大雄宝殿とは釈迦如来を祀るお堂だと思っていたが例外もあるようだ。


本尊

 ついで水上村を訪れる。ここにはマレー人のほか中国人、フィリピン人が住んでいて燕の巣を取って生活している。


水上集落

 コタキナバルの水上住宅と異なり豊かな人が多く、200平方メートルから400平方メートルもある大きな平屋が並んでいる。水の上なので税金がかからず自由に大きな家を建てられるという。桟橋に面してテラスを造りそこに家族が集まってくつろいでいる姿が見える。

 
テラス           テラスでくつろぐ家族

 家の中に入れてもらうと100平方メートルもある大きなリビングルームに子供や若い人が遊んでいる。この家では20人くらいの大家族だが皆幸せそうだ。

 
居間           パソコンで遊ぶ高校生

 次に市場に訪れる。ここには青果、魚、衣類、日用品などが並んでいる。

 
野菜売り場         果物売り場

 魚の売り場にはマグロのような魚や色鮮やかな熱帯の魚がたくさん並んでいる。

 

 次に展望台に登ったが周りに大きな木が茂っていて見晴らしは良くない。5本くらい木を切ればかなり良く見えるようになるのだが自然保護の風潮のため今では難しいのだろう。そのうち木が育ってなにも見えなくなってしまいそうだ。


展望台からの眺め

 最後に日本人墓地を訪れる。中国人の墓がたくさんある丘の脇を通り過ぎ車道の行き止まりから5分足らず山道を歩くと墓地の前に出た。墓の数は意外と少なく、戒名でなく本名を書いた墓標が多く見られる。墓標はサンダカンの町を見下ろすように立っている。

 
日本人墓地            墓地からの眺め

 このあと空港に向かう。到着すると突然ガイドが私はここに残ることになったので1人でコタ・キナバルに行ってくれと言われた。コタ・キナバルに行けば迎えが来ていると思って1人で搭乗しコタキナバルへ向かう。今度も窓側の席だったがしばらく飛ぶと暑い雲の中に入ってしまい今回はキナバル山を見られなかった。


機窓の眺め

 35分ほどのフライトでコタ・キナバルに到着、出口に行くとまたも出迎えの人が来ていない。あちこち探し回ったが見つからないのでタクシーでシャングリラ・ホテルに行き、スーツケースを受け取って再びタクシーでシャングリラ・タンジュン・アル・リゾートに行く。こちらのシャングリアは市内のシャングリラと違い広いロビーが2つもある豪華な5星ホテルである。

 
シャングリラ・タンジュンアル・リゾート           メインロビー

 今日の夕食は海鮮料理になっていたがどうすることもできないので来る途中で見た屋台まで歩いていって現地の人が食べている料理を注文する。豚肉、鶏肉、イカ、エビなどが入った焼きソバで7.5リンギット(230円)だったがけっこうおいしかった。

 
屋台               焼きソバ

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